mixiユーザー(id:10425900)

2017年10月13日02:57

123 view

花 「無花果」

 今日の花は「無花果」
今回はフリガナ無しで話を続けます。
8日にご近所の方が届けて下さって今年初の果物だった。
九月終わり頃から店頭に並び魅力的な姿を並べては居たが、これを買って迄と言うか垣根越しに勝手に戴く物と思って居る。

*中日新聞10月10日サンデー版より転載。
無花果は独特な魅力を漂わせるフルーツだ。
ぷっくりと膨らんだところに、小さな穴が開いた姿もどこか色っぽい。
くすんだ緑は熟れると暗紅色に色づき、割ってみると、白くきめ細かな肌の真ん中は赤く染まって、あやしげだ。
この赤い部分は、よく見ると、つぶつぶの付いた糸状のものが
びっしり集まっている。
これが無花果の花に当たるそうで、いわば花を内側に抱えたフルーツなのだ。
基本的には雌雄異株。
原種に近いものは、穴からイチジクコバチという蜂が潜り込む事で受粉するのだという。
日本で主に栽培されているのは、受粉せずに実が大きくなる
「単為結果性」の品種だから、蜂は不要だ。
原産地はアラビア半島とされ、世界最古の栽培果樹といわれるほど古い歴史を持つ。
ギリシャ神話や旧約聖書にも記述が見られ、そういえばアダムとイブが裸体を隠そうと手にしのも、無花果の葉だった。
熟した実は、ねっとりした食感と、やわらかな甘みが持ち味。
カルシウムやペクチンが豊富で、ホルモンバランスを整える植物性エストロゲンも注目されている。
女性に嬉しいフルーツといわれる所以だ。
タンパク質分解酵素も多く含み、食欲の秋のデザートにふさわしい。
*注、(あの葉っぱってチクチクして痛いのにナンテ思わない!)

名前は、果実が1か月で熟すことから、あるいは1日に1果ずつ熟すことから一熟(いちじゅく)で、その転訛といわれています。
 クワ科イチジク属の落葉小高木で、英名は Fig。

*おことわり*
 縦割りに切って撮すつもりが熟し過ぎてて切れなくて潰れて
 しまい少々心残りな画像。
 

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する