FEARが毎月配信しているWEBラジオ「ふぃあ通」(
http://www.fear.co.jp/radio/fearradio.htm)に「鈴吹太郎のGM講座」というコーナーがある。
鈴吹社長が講師となり、きくたけ先生やゲストの方を交えてGM講座をするコーナーだ。
今回のテーマは読者投稿特集。
過去2回のGM奨励キャンペーン「GMは何が楽しいのか?」と「GMをしやすいシステムは?」に対する読者投稿のお話。
FEARのHPや、Twitterのハッシュタグ「#鈴G」による視聴者の声を特集する感じ。
今後も定期的に投稿特集はやるっぽいので、GMやっていて疑問に思ったこととか悩みがある人は送ってみると採用される確率結構高いんじゃないかな。
まずは「GMは何が楽しいのか?」。
大別すると3つ。
・参加者が楽しんでくれて嬉しい。
・創作的な面白さを感じられる。
・注目を浴びることができる。
それぞれ投稿や会話内容を抜粋すると以下のような感じ。
・参加者が楽しんでくれて嬉しい。
最も声が多かったのはこれとのこと。
ちなみに、鈴吹社長が娘さんから似たような質問をされたことがあるそうだ。
娘「仕事やってて何が楽しいの?」
社長「コンベンションのとき、全体を見ると、百人ぐらいの人が全員笑ってる。それが嬉しい」
GMは奉仕するなんてことを言い人もいるけど、「他人が楽しんでるのを見て楽しいと思える人」にとっては別に奉仕でもなんでもないんだよねー。
・創作的な面白さを感じられる。
これもそれなりに数がいたらしい。
「ルルブやサプリを読むのが、より楽しめる」
「PCやNPCにどんどん設定がついてくる」
「一緒に楽しい遊びを作り上げられる」
「自分の思い描いた世界に自分以外がいてくれる」
これも納得。
GM奨励キャンペーンでとりあげたときと同じ結論かな。
フィロスも同意。
・注目を浴びることができる。
セッションの主役はPC1かもしれないが、実は一番注目を浴びるのはGMである、というロジック。
みんなの注目を浴びるのが楽しい、という意見もあったらしい。
「みんなが僕の話を聞いてくれる」
「他人を目立たせつつ自分も目立つことができる」
なるほどなー。
確かに承認欲求的な意味ではかなり充足される遊びだと思う。
PL側にいると、多少頑張らないと注目されることはないけれど、
GMだったら間違いなく注目を集めるし、集めないといけないし(笑)。
続いて次のお題は「GMをしやすいシステムは?」
これはFEAR系ゲームに限った紹介かな?
まあ、多少バイアスかかってるのは前提としつつも、最も多かったのは「アリアンロッド」らしい。
フィロスもアリアン推しだったのでちょっと嬉しい。
「グループでダンジョンアタックするというシンプルな構造」
「世界観を説明しやすい」
なかなか実践的な意見もありました。
「(GMの仕事は)『シナリオを考える』『データを準備する』『PLを楽しませる』。
前者2つは『ダンジョン作る』『既存データを配置する』で簡単にこなせる。3つ目に集中すればいい」
以上です。
ちょこちょこフィロスの主観も混ぜてみたのでまとめて書くことはないかなー。
これ読むとどこまでラジオの内容でどこからフィロスの意見かわかりにくなー(笑)。
やはり「まとめはまとめ」「意見は意見」と分けた方が今後のためになりそうだわ。
うん、次回からやはりそういう形式にしていく努力をしよう。
差が気になる人はまだ聞けるはずなのでWEBラジオを聞きに行ってください。
さて、次回のお題は「ダブルハンドアウトの使い方」。
FEARだとNOVAとダブルクロス。
他社だとシノビガミ。
他のゲームでも仕込むとなかなかスリリングな展開になるダブルハンドアウト。
いきなり具体的な話になったけれど、どうなるかな?
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