成城超成金 ぜ〜んぶネタおろし！　第二回　夜の部

「成城超成金 ぜ〜んぶネタおろし！　第二回　夜の部」
成金メンバー11人、全員ネタおろしの会
昼夜公演です。私は夜へ。

会社を早退し、成城学園前へ。
フレッシュネスバーガーでビールとハンバーガー。
レーベンブロイの生、税抜300円。グラスだけど、気軽でいい。
で、100円引きクーポンくれたので、さっそくおかわりする。
成城ホールは駅から近くていいですね。

指定席なので楽。
3列目、めっちゃ近いな。
9割埋まってたのではないでしょうか。
女性が多いけど、おっちゃんもちゃんといる。
そんな中、18時5分くらいに始まりました。

桂宮治「粗忽の釘」
今日一日が充実していた宮治さんは子供の運動会マクラ。
親バカいいとーちゃんぶり。
噺は風呂敷背負うまでがめっちゃ長い。わはは。
粗忽っぷりがひどい！
おかみさんとの出会いのしゃべりはもはや狂ってる。
高座約40分！

瀧川鯉八「締め込み」
馬石師匠に教えて欲しくて、鈴本前で待ち伏せしてたら
おそらく弟子志願に間違えられた等のおもしろいマクラ
初めて聞いた鯉八さんの古典は、しっかり鯉八節でした。
優しいけど、どうも女性の感覚が鋭い鯉八。
嫉妬の感覚が上手だなあ
そんでもって、なんだか可愛らしい噺になってました。

昔昔亭A太郎「へっつい幽霊」
袴。上の着物の襟元が深く、背の高いA太郎さんによく似合う。
見た目も声もかっこいい。
へっつい買って博打打つ人の江戸弁も滑らか。
なのになんとなく漂うポンコツ感はなんなのか（ほめてます）

仲入り15分

笑福亭羽光「私小説落語〜中村家三代記〜」
見台あり。創作。
本名中村、自分ちのフィクション
父は英語教師、母は数学教師、ってとこから
エロの遺伝子噺。
タイトルだけ出して作ったら9分になったとのことでしたが
マクラ入れて約20分
声も口調も米朝さん並みに聞きやすいなあ

柳亭小痴楽「五人廻し」
ソデから出てくるときの、腕の振り方、頭の出方、ちょっと漂うオラオラ感がよい。
鼠の羽織にうすい灰色だか白っぽい着物
座布団かなり前目に座り丁寧なおじぎ
マクラは主に小痴楽さんと風俗。ははは
さて、噺は初めて聞いたけど、おもしろかった！
最初の、部屋で待ってる男が、隣のいちゃいちゃにいらだつとこ、おもろい。
あとあと出てくる言い立ては言えてない。
言えてないことを笑いに変えつつというか、笑いにしないと自分がつらいのか。
いや、自分突っ込みしたらおもろいからか。
めくるめく際立ったキャラのオンパレード
もくべえさん
「でがしょ」の人
侍
最後のきせがわもいい
私がすきなのはきすけ42才
しゃべりながらどんどん楽しくなっちゃってたような気配がしました。
約40分
丁重なおじぎに緞帳が下りて終演
20時50分

羽光さんや鯉八さんがクリスマスイブの「大成金」のチケットを売っておりました

まー絶妙な順番
笑いました
思ったより長く、しっかりめにやってくれました。
宮治さんがちょっと長く感じたなー
いっぱい笑いどころ追加してくるので押せ押せになってるのか、
わざとなのか、客席がそうさせたのか

小痴楽さんの「五人廻し」
いーんじゃないでしょうか
すきです。
滑稽で軽い印象です。笑える噺
もう一度じっくり聞きたいなー

ネタおろしって緊張感があるからいいですね。
みなさんホームって感じで、いい雰囲気の会でした。