マイミクの大学のロシア語の先生のちろりんさんのさっきアップされた最新の日記での下記の文章が、心に残った。
ちろりんさんは、数年まえから、旦那さまの老親のお２人をご自宅に引き取り、前記のお仕事を続けられている。
そのことが必然化させる大変さは、人生でそれをやったことのない人間には、絶対に分からないことなのだと思う。私のような人間は、あらためてそのことの想像を絶するご苦労を、せめて認識のうえだけでも、しっかりわきまえておくべきだ。
ちろりんさんが、こういう場を持つことで、多少でもそれが軽減されるなら良いのだが。
「でも、それよりも、まずは同居問題やなあ。これはホントにこの3年、ある意味勉強になったと言うべきだろうな。やってみないと分からないってことが分かったさ。夫家族がいかに他人であるかということは、一緒に暮らしてみるととてもよく感じられる。距離感がある方が”家族”と勘違いして生きられる。
あれこれあったけれど、”他人”であるとしっかり認識したところでうんと楽になった。しかし次に起こることは、夫の問題かな。立ち位置としては完全に私サイドではあるのだけれど、遺伝子の力でどんどんと他人になって行く。
じゃ、自分の親はというと、遺伝子の力は感じても、老化が起こすわけのわからなさは義父母も実父母も同じ。
昨日は、本当に疲れてしまっていて、どこかでホッとしたいと思い実家に寄っても、どうでもいいような話の”リピート”で、余計に疲れた。家に帰って、義父母と話しても、イライラするだけだから、用事以外の話はしない。義母が「おにいちゃん」と呼ぶ存在にどんどんとなっていく夫もうざすぎる。
大事なことは、どんな状況にあっても自分の好みの空気感をしっかりまとって生きていくことだと思う。これが破られたら辛い。」
このすぐ上記の文章の最初の一行は、日々を生きていくうえで、とっても大切なことなのだと思う。それをこういう絶妙な言葉遣いで表現する能力は素晴らしい。
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