バイエルン国立歌劇場「魔笛」 9月24日 東京文化会館
行ってきました。
席は４回Ｒの１列目。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=xnYVd7uoStE
指揮：アッシャー・フィッシュ
演出：アウグスト・エヴァーディング
ザラストロ：マッティ・サルミネン
タミーノ：ダニエル・ベーレ
夜の女王：ブレンダ・ラエ
パミーナ ：ハンナ＝エリザベス・ミュラー
第１の侍女：ヨハンニ・フォン・オオストラム
第２の侍女：ラハエル・ウィルソン
第３の侍女：アンナ・ラプコフスカヤ
パパゲーノ：ミヒャエル・ナジ
パパゲーナ：エルザ・ベノワ
モノスタトス：ウルリッヒ・レス
まず、先週のタンホイザーとは全くレベルが違う
と云うか、とても残念な公演でした。
タンホイザーはその演出と解釈に共感できるか否か。という
高いレベルにあったと思うのですが
今夜の公演はオーケストラしかり、特にソリスト陣が
連日の出演によってお疲れなのではないでしょうか。
折角ルックスの良い人ばかり揃えて
（ぽちゃぽちゃのパミーナってのもね。。。）
演出衣装もオーソドックスな手堅い感じでしたので
声も調子よく飛んでくれれば良かったのですが
実力の半分も出せていない様で
完全に消化不良でガッカリでした。
やはり、「来日公演は初日に行くべし。」
これは的を得ている気がします。
とは言え、文化会館でバイエルン国立歌劇場の
美音が聴けたのは他では得難い収獲という事にします。
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ザラストロ：
マッティ・サルミネン
フィンランド出身 2003年にバイエルン国立歌劇場宮廷歌手の称号を与えられている。
：声質は素晴らしいのですが、全く聞こえません。
無理に張り上げているところもあって聴いている方が痛々しい状況。
御歳のせいなのか、お疲れなのか。困りましたね。
タミーノ：
ダニエル・ベーレ：
世界的に注目されるようになったのは『魔笛』のタミーノ役。
：後半からはスタミナ切れか。。。
夜の女王：
ブレンダ・ラエ
アメリカ出身。驚異的、正確なコロラトゥーラ。だそうですが
内心、頑張れーッ！と応援しながら聴く感じで
何か危なっかしくて、安心して身を任せられる状況にありませんでした。
やはり調子が悪いのでは？
衣裳は綺麗でしたね。
《魔笛》〜夜の女王〜ブレンダ・ラエ
https://www.youtube.com/watch?v=F9BkZHmrpA4
パミーナ：
ハンナ＝エリザベス・ミュラー
まわりが不調な中で、良く踏ん張った感じ。
時にはタミーノ役のダニエル・ベーレに気を使って声量を落としたり。
ただ、あまり目立つ声質でないのでボーイソプラノに消されてしまうところも。
パパゲーノ：
ミヒャエル・ナジ
今夜の一番出来は彼ではないかしら？
地味な演出ながら声も良いし演技もなかなか。
ちゃんと笑えました。
彼が居なかったら、今夜の公演は救いところがなかったような気がします。
パパゲーナ：
エルザ・ベノワ
なかなか魅力的な声質のソプラノでパパゲーナは当たり役ではないでしょうか。
第２の侍女：ラハエル・ウィルソン？
３人の侍女の中では一人目立っていたのは彼女かしら。
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