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2017年09月23日14:48

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くも膜下出血とはどういう病気か

どんな病気か知らない人に予防だの治療だの言っても無駄。

脳みそは頭蓋骨の中でむき出しなわけじゃない。
簡単にいうとまず「脳軟膜」で包まれ「くも膜」で包まれ「硬膜」で包まれている。
この「軟膜」と「くも膜」の間に出血するのが「くも膜下出血」。
症状は激烈な頭痛。
でも頭痛が起きて比較的すぐに致命的な状態になってしまうこともあり、
頭痛あってから受診して大丈夫、とは限らない。
原因の80%は脳動脈瘤という血管のこぶの破裂。
ふだんは無症状なので破裂前に見つけるのは脳ドックなどでの検査が必要。
で、この病気の大事なとこは

発症すると半数は4週間以内に死亡

するってこと。
命をとりとめても何等かの後遺症があって長いリハビリ必要な場合が多く、
問題ない状態で治癒する患者さんは2割ほど。
再出血の可能性も決して低くない。

発症したらある意味とりかえしがつかない疾患なので
脳外科の医者は「できたら脳ドックは受けてほしい」という意見。
動脈瘤がなければ絶対に起きないとは言わないが、可能性はかなり低くなる。
動脈瘤があった場合、主治医といろいろ相談することが大事だけど
(人により大きさとか場所が違うので)
破裂する前に手術で動脈瘤を治してしまうことも選択肢のひとつ。

…と言いたいのがこの記事。

「くも膜下出血」の治療と予防法
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=4778986
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