バイエルン国立歌劇場「タンホイザー」2017
バイエルン国立歌劇場「タンホイザー」NHKホールに行ってきました。
バイエルン国立歌劇場は2011年の原発事故にも係らず
来日公演に来てくれた年以来になりますね。
まず、出てきたオーケストラの音色が
オイゲンヨッフムがグラモフォンレーベルに吹き込んだ
ブルックナー全集の、あの恰好良く美しい音色そのもの！
何という美音！！ 此れだけで、もう十分幸せでした。
ソリスト群も細かいミスはありましたが
フロリアン・フォークトの青年のような若々しい声
アンネッテ・ダッシュの気品と色気のある美しい声
マティアス・ゲルネ
いずれも安定感があってドップリ作品鑑賞に浸れました。
演出が非常に過激と聞いていましたが
決して奇をてらったモノではなく
私としてはスンナリ受け入れられる内容で
とても良かったと思います。
マティアス・ゲルネのアリア「夕星の歌」には
しみじみ良い曲だなぁ。と。
正直、「タンホイザー」は３幕がお目当てで聴きに行くのですが、
とても素晴らしかったです。
ひとつ残念なのはＮＨＫホールの音の悪さ。
安っぽい音になるのが無念です。
「魔笛」は文化会館なのでこれは楽しみにしています。
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R.ワーグナー作曲
タンホイザー
指揮：キリル・ペトレンコ
演出：ロメオ・カステルッチ
領主ヘルマン：ゲオルク・ゼッペンフェルト
タンホイザー：クラウス・フロリアン・フォークト
エリーザベト：アンネッテ・ダッシュ
ヴォルフラム：マティアス・ゲルネ
https://www.youtube.com/watch?v=VzshDlN0yQw
https://www.youtube.com/watch?v=OzvMfRBshcw
https://www.youtube.com/watch?v=Ntlkfea-TyI
https://www.youtube.com/watch?v=GWMWt_FptCk
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