WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
チャンピオン 田中恒成(日)22歳
９戦全勝(５KO)無敗
身長164cm
リーチ161cm
同級13位
パランポン・CPフレッシュマート(泰)32歳
31戦24勝(10KO)７敗
身長162cm
リーチ162cm
WBAでは３位、３年半負け無し14連勝中
１Ｒ
パランポンのバッテイングかな？田中が少しおでこを気にする仕草。赤くなってる。
パランポンの右ストレートで田中がまさかのダウンという波乱のスタート。
田中８-10パランポン
２Ｒ
田中の攻撃がリズムに乗って来たが、左目が少し腫れてきた様子。
田中10-９パランポン
３Ｒ
田中の右ストレート、左ボディ、右アッパー。パランポンは足を止めて力強い連打で対応。
田中10-９パランポン
４Ｒ
同様に右ストレート、左ボディ、右アッパーが何発かヒット。パランポンのパンチも当たるがポイントは田中か。
田中10-９パランポン
田中38-37パランポン
５Ｒ
田中は右目の上をカットした模様。前回に続き今回も苦戦してる。流血が酷くなるとレフェリーストップの可能性があるが、『偶然のバッティング』であれば事故と見なし、負傷判定とか無効試合となり、チャンピオンはそのままとなるが、『パンチによる流血』と判断されれば、相手の攻撃でヤラれたってことだから、田中の負けとなる。
田中は右足側に踏み込んで打ち込み、すぐさま反対側に踏み込んで攻撃。あまりこういうフットワークは見たことがない。まるで氷の上を滑るかのような滑らかさ。
強烈な右クロスをねじ込む。明らかにギヤを上げて倒しに行ってる。
ロープに詰めて連打。最後の左ボディでパランポンが後退。解説の内藤大助から『ボディ効いた』の声。
左フックから左アッパー。右左のフックというコンビネーション。ロープに詰めて再び左ボディで、内藤から再び『ボディ効いた』の声が飛ぶ。
田中10-９パランポン
６Ｒ
パランポンが前傾姿勢となり、これは相当ボディが効いてるっぽい。下と見せて上、上と見せて下と、田中のペース。だが出血が気になる。
田中10-９パランポン
７Ｒ
パランポンの手数が極端に減る。ボディも効いてて腕が下がる。
田中10-９パランポン
８Ｒ
田中の手数が止まるが、少し打ち疲れたか。しかし終了間際に連打をまとめ、パランポンの腰がガックリと落ちる。
田中10-９パランポン
田中78-73パランポン
９Ｒ
田中の右クロスでパランポンがダウン。立ち上がるもダメージは深刻で、田中が怒涛の連打を仕掛けレフェリーストップ。
前回に続き今回もヒヤリとする試合だったけど、逆境を跳ね返すハートの強さってのはあるかもね。プロ10連勝６KOという無傷のレコードだが、数字以上に密度の濃いキャリアを重ねていると言えそうだ。
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