ミュージカル「ヤングフランケンシュタイン」

8/23（水）　東京国際フオーラム　ホールＣへ行ってきました。



この日は、一緒に行く友人が取ってくれたのですが、なんと最前列のセンターブロック
正直、近すぎて、若干首を上向きにしないとダメな感じ

主要キャストは、こちら…
小栗旬、瀧本美織、ムロツヨシ、保坂知寿、賀来賢人、吉田メタル、宮川浩、瀬奈じゅん　他

小栗君は、初ミュージカルと言われていたけれど、そうかな？
以前、「時計仕掛けのオレンジ」は、ミュージカルじゃなかったのか

まぁ、それはいいとして、初めて聞いた時に
「どうして、引き受けた、ミュージカルを…」と思ってた。
「時計じかけのオレンジ」見た時に、「もう、歌わない方がいい」と思ったからね

かなりボイトレしてのぞんだと思うから、その時よりは、ずっとマシになってたと思う。
しかし、ムロさんを除いて、結構歌えるメンバーをそろえていたからね。

最近、ヒットメーカーとして、もてはやされている福田雄一さんが、上演台本と演出。
彼の関わった物は、何も見た事ないかもと思っていたら、
なんと井上君が出た「ナイスガイ in ニューヨーク」で、上演台本と演出だったのね
あれは、ニール・サイモンの原作があるし、早々脚色は出来ないもんね

ざっとした感想を言えば、アンサンブルを含めて、小栗君も他のキャストも、
しっかり踊っていたし、ちゃんと歌っていた。
歌やダンスのシーンは、きちんと稽古したであろうミュージカルだったと思う。

保坂さんと賀来さんは、とってもキャラが際立っていて、存在感あったし、笑えた。

吉田さんが壁を突き破って登場した時、なんと壁が舞台端で止まらず、
最前列の私達の前まで、吹っ飛んできたから、びっくり
幸い、当たらなかったから、良かったけどね。
後で、カーテンコールの時、吉田さんが前にきて、「大丈夫でしたか？」と声をかけてくれた。

瀬奈さんも、とても綺麗で、突き抜けた役柄で、楽しそうに見えたなぁ。

ムロさんのアドリブ満載であろう部分も、くすっと笑えたから、まだいいんだけど、
個人的には、瀧本さんの下ネタ系の演技をさせる必要があったかが、疑問
あと、日本の時事ネタね。
確かに、その時は笑っちゃうんだけど、
全体の構成が、もうバタバタでとっちまりつかない印象が残る。

ミュージカルといえば、そうなんだけど、お芝居のシーンがそれを若干壊し気味な気がした。
なんなんだろうなぁ〜
コメディのミュージカルだって、沢山あるんだけど、それとは違う気がした。
こう計算しつくされた感じがないっていうか…

もしかしたら、楽曲のせいなのかもしれないなぁ。
耳に残るメロディがあるわけではなかったし…

最前列で見たのに、こんな感想しか書けなくて、申し訳ない
恐らく、フランケンシュタインの題材で、
こんな風に描いてる事に拒否反応があるのかもしれない。
きっと、ナショナルシアターライブのストレートプレイや、韓国ミュージカルのと比べてしまうせい。

しみじみ、頭の切り替えが出来にくい人間なんだと、思う。
それは、前に見た作品があまりに満足感がありすぎると、余計にね。

そして、福田さんの笑いの使い方が、私はあまり好みじゃないんだと思う。
元々、「笑いの幅が狭い」と、家族にも言われるしね。
それと、大抵はやっている笑いには、いつも追いついていってないし…
追いつく気もないんだけど

公式HPは、こちら…http://www.youngfranken2017.jp/