伊達が世界のトップクラスで戦っているとき、テニスの試合をテレビでよく見ていた。
当時はトップ選手の顔ぶれが今みたいにコロコロと変わらなかったから、トップ外国人選手の特徴もよく分かったし。
男子での日本人トップクラス選手はいなかったが、女子に釣られてか、男子の方もよく見ていた。
なぜかいつもサンプラスに勝ってほしかったな。
あの頃のテニスは、何か面白かった。
伊達と言えば後半型で、第1セットを取られても、第2セットからエンジンがかかりだして勝つことが多かったと思う。
そんなスタイルの伊達の不運は、大きな大会で上位まで勝ち進んだときに何回も喰らった「日没サスペンデッド」。
第1セットを取られて、第2セットを取り返して、その日は日没で試合終了。
第3セットは翌日で、そうなると完全に不利。
エンジンの掛からないままあっけなく敗戦という試合がなぜか彼女に限って多くあった。
あれがなかったら、1回くらいは4大大会制覇していたかもしれないのに。
当時のトップクラス選手のグラフら全員から1回は勝利を挙げたことがあったはずだが、その次世代のヒンギスには勝てないまま1回目の引退になったと思う。
あのまま続けていたら、新世代の選手にも勝てていたのかなぁ。
まだまだ実力のあるままの引退だったから、あれは勿体なかった。
復帰してからは、僕自身のテニスへの興味が薄れていることもあって、どんな活躍をしたのかあまり知らない。
今46歳かぁ。
彼女も中年の星のうちの1人だな。
伊達公子“2度目”の引退会見 決断は8月上旬、再々復帰は「さすがにない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4754758
ログインしてコメントを確認・投稿する