8/15(火)と8/19(土) に、赤坂ACTシアターへ行ってきました。
え?15日(火)は、Bunkamuraでお芝居見ていたよね
そうです。15日は、昼に「ビリー・エリオット」を見てから、渋谷へ向かったんです。
キャストスケジュールで、見たいキャストを選ぶと、8月には2日間しかなかった
幸い15日は、お盆期間中で仕事が落ち着いていて、午後半休取れる状況だったしね
「トニー賞コンサート IN TOKYO」 の日記にも書きましたが、
映像で見た、未来和樹君の回をどうしても見たかった。
あの子の歌声を、どうしても聞いてみたかった。
かなり早い段階から
を販売されていたけれど、
ビリー役のキャストスケジュールが、かなり後になって発表だったから、
をゲットしたのは、本当にギリギリだったなぁ。
幸い、1階M列の左ブロックだったけど、とても見やすくて良かった。
さて、映画を見ていたから、内容は知っていたけれど、よくミュージカルにしたなぁ。
そして、日本にここまで演技、歌、ダンスもできちゃう子供たちがいたとは
事前に、
で特集番組を見たけれど、長期間のオーディションは、
子供たちにとっては、本当に長く苦しい戦いだったに違いない。
それは、ライバルとの戦いより、きっと自分との戦いだっただろうなぁ。
未来君のビリーは、本当に歌声が心に響いてきたし、
「Angry Dance」のタップダンスは、本当に凄かった
体中から、怒りが発散されていたし…
その一方で、親友のマイケルとのタップダンスは、本当にコミカルで楽しそうだった
脇で大きな服のオブジェをかぶって踊る人達も凄い。
ちゃんとタップを踊ってるからねぇ。
マイケル役の古賀君が女の子みたいに可愛くて、でもやっぱり男の子で…
どこで読んだんだろう…彼のツイッターかな?
マイケルは、「女の子になりたいんじゃなくて、たまたま好きになったのが男の子で、
綺麗なものが好きで…」っていうのは、凄く納得。
ビリーの手を温めてあげるシーンが、とても切ない恋心が出てる気がした
ビリーと、ウィルキンソン先生演じる島田さんとの、手紙のシーンはやっぱり泣けるし、
お父さん演じる吉田さんと試験を受けに行き、
質問に答えた後に歌い踊る「Electricity」は圧巻
踊りたい気持ちがあふれ出ていて、
それが幾重にも形を変化させながら、見ている側にも迫ってきた。
まだ若いのに、あそこまで表現できるものかと、本当に圧倒された。
きっと、共演している大人たちも、日々進化する彼に、刺激を受けてるに違いない。
その「Electricity」に関しての、未来君のツイートがこちら…
未来 和樹 (Mirai Kazuki) (@Mirai_Kazuki_)さんが6:09 午後 on 木, 7月 27, 2017にツイートしました。
「Electricity」の歌詞の裏には「石炭」があるというツイートを見て、Electricityの歌詞の意味をもう一度しっかりと考えてみました。するといろんなことに気が付きました。
140文字では足りなかったので画像にしました。もし良かったら読んで下さい^^*
https://t.co/QLtm9JjNp5
(
https://twitter.com/Mirai_Kazuki_/status/890499440942784512?s=09)
もう一つ。歌詞を訳された高橋さんのお話は、こちら。
http://enterstage.jp/interview/2017/08/007808.html
主要キャストも、通常より長めに稽古が行われた事もあるし、ベテラン勢だから、
若き主役をガッチリサポートしていた。
頑固者のお父さんの吉田さんは、鉄板だし、時折母親のような感情も見せる島田さんも
ちょっとボケ気味のお婆ちゃんの久野さんは、遠い昔「エビータ」の主役だった人が、
もし生まれ変わったら、誰かの妻ではなく、自分で生きていくと歌いあげる姿は印象的。
お兄ちゃん役の中河内さんは、町の為にストを続行する事と、夢に向かっていく弟や
それを応援しようとするお父さんとの板挟みをうまく演じていた。
一番の現実主義者だけど、それも間違ってはいないし…
町の人達を演じるアンサンブルたちも、歌、ダンスとかなりハード。
ダンスの種類も色々あるし、ステップも、結構細かくて、大変そう。
その分、凄くやりがいがあるだろうなぁ〜と思う。
バレエを習う女の子たちと警官たちが一緒になって、踊るシーンは、歌もあるし
振付もあるし、フォーメーションもあるから、実に忙しい。
見ている方は、本当に飽きない。
飽きないといえば、ビリー、ウィルキンソン先生、
バレエ教室のピアニスト(名前を思い出せない
)のシーンも楽しい。
あの体格で、きっちり踊ってるから、素晴らしい
ピアノも弾けて、歌えるなんて、どんだけマルチプレーヤーなんだ。
大人になったビリーと現在のビリーが踊るシーンは、とても幻想的だし、
ビリーが宙づりで回るシーンは、夢に向かって飛んでいく感じがして、微笑ましかった。
舞台装置も、色々と凝っていて、目にも耳にも、楽しいミュージカルだった
観に行って本当に良かった。
で、15日のカーテンコールで出てきた二人を、どうにか収めたのがこちら。
15日に行けないかもしれないと思い、
19日のサンケイリビング新聞社の貸切公演でお得な
の抽選にエントリーしたら、当選。
それは、こちらのキャスト。
そう、大人たちは一緒で、違うのはビリーとマイケルくらい?
バレエが上手と聞いていた加藤君は、思っていたより、かなり小柄に見えた。
まぁ、私の席が、15日より遠い1階Q列のせいもあるのだが…
そして、笑いをドカンドカン取ると、あちこちで書かれていたマイケルの山口君は、芸達者。
あれは、一種笑いのセンスがずぬけているのと、場を一気にかっさらう才能にあふれてる。
加藤君のビリーは、とにかくバレエが綺麗。
タップダンスは、体のせいか、未来君よりは若干弱めに思えた。
でも、歌は、さすがに選ばれただけあって、未来君とは違うけど、きっちり歌っていたなぁ。
何が驚いたって、大人たちの寸分たがわぬような演技。
子役たちが変わろうが、きっちりと同じ演技をしている。
まぁ、それだけ、子役たちも、大人たちに食いついていってるんだろうなぁ。
未来君と古賀君が、お兄さんコンビなら、加藤君と山口君は年少コンビという印象。
それにしても、本当に凄いなぁ。
オーディションで選ばれし子供たちの才能は、もっともっと開花していくに違いない。
将来が、楽しみだなぁ。
「ビリー・エリオット」は、消えゆく炭鉱の町の人々が現実に押しつぶされそうでも、
唯一の希望の光みたいに、微力ながらも、みんながビリーを応援していくから、
見ている私達も一緒に応援している気分になり、不思議な一体感を持てる気がする。
うーん、書いてるうちに、未来君をもう一度見たくなってきた…悩む。
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