15日(火) Bunkamuraシアターコクーンへ行ってきました。
なんとなく、久しぶりに行く感じがしたけど、いつ以来だったのやら…
今回のキャストは、この方々。
藤原竜也、仲村トオル、成海璃子、シルビア・グラブ、峯村リエ、高橋努、安井順平
長井短、本折最強さとし、木場勝己、真飛聖ほか
演出が、長塚圭史さんで、脚本が前川知大さんだったから、
なんとな〜く、ブラックな感じじゃないかと思ってました
しかし、想像以上に、なんとも後味の悪いというか、スッキリしないというか…
なんといえばいいのか…
劇中劇を中心に話は進んでいくんだけど、まぁそこに仕掛けがあるというか…
今回演じてる役者さんたちが、それぞれ個性的なキャラクターを演じているから、
それが、更に作品に、不気味な深みを与えているというか…
見ているうちに、背筋がちょっとぞわっとする感じでした。
どこかで実際怒っているような現実感もありつつ、
実は、もうこの世じゃないんじゃないかという面もあり…
なんだか、狐にばかされて、一夜の夢をみたような感じでした。
終わって外に出た時、そばにいた男性が「今日2回目だけど、面白かった」と言ってました。
そうねぇ〜1回見ただけじゃ、理解しにくいから、もう1回見る。
もしくは、へんなくせになるような内容と言うべきか…
きっと、あの男性は、最低あと1回見そうな気がしました。
藤原君は、いつもと違って、ちょっとコミカルな役だったのよね。
途中から、若干変わっていくけど…
仲村さんは、一歩下がった冷静な感じで、真飛さんは、演出家の雰囲気があったし、
峯村さんは、プロデューサーがピッタリ。
木場さんの一言物申す系の大御所感があったし、成海さんは若手女優、
シルビアさんは中堅って感じで、本当の劇団っぽさがあった。
そして、高橋さんは、以前みた別のお芝居と似ていて、若干くせありの役。
そんな色々なキャラクターが、お芝居の稽古を通じて、芝居を完成させていくんだけど、
それが、別のゴールへ向かって進んでいたっていう…
あ〜私には、到底説明できません
ただ言えるのは、人を何かに取り込むのは、意外と簡単で、
誰もが、ある種の洗脳みたいなものを受けたら、
そう簡単には抜け出せないんだろうなぁ〜という事。
公式HPは、こちら…
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/17_player/
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