■ラ―メンに使う「鹹水(かんすい)」の正体は?
ラ―メンの独特の歯ごたえは「鹹水」によって生まれるが、その鹹水とはどんなものだろうか?
鹹水の「鹹」は天然ソ―ダのこと。つまり、鹹水は天然ソ―ダを溶かした水
のことをいいます。
その鹹水が、小麦粉の中のグルテンと交わると、麺がちぢれ、あの独特のシコシコ感が生まれるのです。
もともと鹹水は、中国北西地方に流れる山水に含まれていた。
ラ―メンの原型は、この地方で偶然生まれたとみられています。
■味噌ラ―メンの生みの親は?
味噌ラ―メンは、1960年代のはじめ、札幌の大衆食堂「味の三平」の店主
大宮守人によって生み出されました。
一説では、ある日、お客の一人が奇妙な注文をしました。
豚汁に「ラ―メンの麺を入れてくれませんか」というのです。
店主が麺を
入れたところ、お客はうまそうにすすったという。
それがきっかけとなって「
味噌味のラ―メン」が誕生しました。
一方で「味噌」をベ―スにラ―メンをつくろうと考えた店主
が試行錯誤の末に生み出したという説もあります。
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