あるところに、大変のんべえの親子がいました。
父親も息子も、酒
に酔わない日はありません。
ある日の事、外で大酒を飲んだ父親が帰ってくると、息子が家
で酒
を飲んでいました。
「おいっ、息子
今帰ったぞ
」
父親が言うと、息子は酒
の入った茶わんを持ったまま出てきました。
「はてさて、今日はどこを、ふらついておりましたか?」
「どこへ行こうと、お前の知った事か。それよりお前、昼間から酒
を飲みおって
おまけに頭が、二つも
あるじゃないか。そんなやつには、この家はつがせないぞ
」
酔っぱらった父親が言うと、同じく
酔っぱらった息子が言い返しました。
「ええい、うるさい親父め
こっちこそ、こんな
ぐるぐる回る家なんぞ、ほしくないわい
」
ちゃんちゃん
( ̄ー ̄)
ほどほどにモンミ
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