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2017年08月19日18:26

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打ち上げ花火下から見るか横から見るか

観てきました。
まぁまず座った席の後ろが会社の後輩だったことが凄く驚いたことですけどね。

まず自分で感じたもやもやがどうなのか早速感想を読んで・・・ああってなりました。


好きだったところは
「夏全体を通した清涼感」
「絵が好み」
「担任の先生が巨乳キャラで作中でも無駄に尺を割いてる」
「ヒロインが一般受けしないであろう無意識系ミステリアスビッチ」
「花火がギミック」
「松たか子の演技が巧い」

全体の感想としては
綺麗な雰囲気、でもストーリーわからない。

でした。
ループと青春を合わせた作りになってるんですけど、なんか最期がよくわかんない。

こっからはネタバレ含みつつ
まぁ賛否両論のヒロインなずなは私は好きでしたよ。
序盤は「よくわかんねーしなんなのこの子」って感情移入できなかったけど。
途中からお姫様成分とビッチ臭を感じ始めたあたりで
「私にはお母さんと同じビッチの血が流れているの」
「女って外見が良ければ上手くやっていけると思う」

ここら辺って後出しだと私は鼻につくんだけど、先に言われるとテンション上がるんだよなぁ。
を私が考察で確定される前にぶっこまれて、久しぶりに私の決めつけ発動される前にカウンターされて爽快。
すがすがしくぶっこんだあたりで割と好印象(私の中で)

何もしていないのに目くばせと唇の動きだけでマジでエロすぎるなずなは何者?
胸ないのに艶やかさが半端ないね。

観てる私が「こいつビッチだなぁ」って思いながら見るより先に「ビッチだよ?」と安全マージン取ってる方がむしろ見てて潔い。

ビッチ宣言してからヒロインが松田聖子歌いだしたあたりからなんだか知らない皮肉が見えてきて、残念ながら私は大好きです。

「今日という一日だけは私を助け出してくれる王子様が良い、王子様は自分に都合がよければどうでもいい、いいね?」

っていうのが観ててわかるからむしろ良い。

これが素直に良いなぁと思える背景には割かし彼女の家庭環境を見てたりで。
「彼氏?ああ、あの子暗いから彼氏何て無理無理・・」
という母親の陰口?
を聞いて、もろもろの負の感情がロックな感じになったのが起因してるのかなと。

「ざっけんなこらー、こっちだって男くらい居んぞこら!ぜってー見返す、まじビッチ母見返す」

と私は読んだ。

なので年頃中学生を悩殺瞬殺して(王子様は誰でも良かった、主人公でなくてもOK)
お持ちかえられをしたのかなぁ・・と。

まぁ不遇な少女が「今日一日だけは自由を手に入れて良いじゃない」という我儘と悲しくもそれに惚れた男たちがステータスとしての彼氏として振り回されるお話なのかな。

男たちも振り回されながらもまぁそこまで酷い事されてるわけでもないし良いんじゃないかなと。

最期手前で振り回された彼らも「救いが」一瞬だけ見えたので良いし。


最期はまぁよくわからなかったんだけど、1日だけ好き勝手やったヒロインも多分大きな流れには抗えずに不遇の道をたどるのかななんて考えると。
まぁあの一日くらい反抗してもいいんじゃないかな、むしろ好き、無意識系ミステリービッチ良いじゃない。

となった感じ。

映画予告でもう一作品気になるの見つけたのでこれも今度観よう。
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