二人は、食べ物、文化、テレビ番組、科学技術など、二つの世界間の違いについて語り合いました。
やがて音楽の話になり、二つの世界に同じ名前のバンドがいくつかあることが明らかになりました。
そんなバンドの1つに「ビ―トルズ」がありました。しかし、ビ―トルズに関して、二つの世界の間で違っていたことがあります。
ジョナスさんの世界でジョン・レノンとジョ―ジ・ハリソンはいまだに健在で、ビ―トルズは解散しておらず、いまだに活動していることが明らかになったのです。
ジョナスさんは別の部屋にジェ―ムズさんを連れていきました。
そこには棚があり、カセットテープ
が収納してありました。
なんとこの世界ではデジタル化が進んでおらず、いまだにカセットテープ
が普及していたのです。
テ―プ
の中には、正規の市販品と市販品を個人的にコピ―した
ものがありました。
『サ―ジェンド・ペッパ―』のアルバムのデザインは、私たちの世界のものと似ていたが、細かな点が違っていたそうです。
ジェ―ムズさんが
「お土産として持ち帰りたいから、テ―プ
をコピ―してくれないか」と、尋ねたところ、ジョナスさんは急に険しい表情になり、
「何も持ち帰ってはならない。お土産、テ―プ
、写真、すべてダメ
です」と言いました。
それはなぜかと尋ねたら、ジョナスさんは言葉を濁し、
「あなたの安全のためだ」と、答えました。
『サ―ジェンド・ペッパ―ズ・ロンリ―・ハ―ツ・グラブ・バンド』
その時、玄関の呼び鈴が鳴ったので、ジョナスさんは部屋から出ていきました。
続く
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