mixiユーザー(id:1418555)

2017年08月10日00:01

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5年後9.9%ってほんまかな

国立がん研究センターから、がん罹患者のいろんなデータが公表された。
気になるのは5年後生存率ってやつ。
施設ごとの実績はここで見られる。
http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/brochure/hosp_c_reg_surv.html

全体で見ると、がん罹患者の5年後生存率は62%ほどで、おおむね3人に2人は生きている。
前立腺は97.7%が生存してるから、治療法が確立され、すでに克服できたがんと言うてもええやろね。
中年以降に罹る人が多くてこれだけ生きてるってことは、亡くなったのも老衰など、ほかの理由が多いやろし。
乳房の92.7%は検診が行き渡った結果やろけど、思ってたより生き残ってるな。
大腸、ぼうこう、胃もいまでは70%が生存してるとは言え、逆にいえば3人にひとり弱が亡くなってるんやと思ったら安穏とはしていられない。
特に大腸は2年に一度程度の検診さえ受けていれば、まず手遅れになることはない部位だけに、それでいて命を落とす人がかなり居るってのはじつに恐ろしい。
43.4%の食道、39.1%の肺、38.5%の肝臓は深刻。
もう熱いもん食わん、タバコ吸えへん、酒飲めへんぞ。
と言うても、未経験のタバコ以外は絶賛継続中やけど。

じつはいちばん意外やったのが膵臓の9.9%。
膵臓がんは自覚症状が出にくく、発見も難しいため、わかったときはすでに手遅れ、これといって有効な治療法もないため、運を天に任せるしかないと言う。
20年ほど前、30代になったばかりの従兄弟に膵臓がんが見つかってから3ヶ月で逝ってしまった。
まわりでもニュースでも、膵臓がんに罹って生きてる人を見たことがない。
わかった時点で諦めるしかない最強最悪のがんが膵臓がんやと常々思ってる。
つまり、世の中でいちばん怖いのが膵臓がんやと。
ところが、今回の発表では、10人にひとりは5年後でも生きてるっちゅうやん。
ほんまなんかいな、どうも信じられへん。
実際は2%くらいやのに、それではあまりにも救いがなさ過ぎるから数字を操作したとか。
まあ、そんなごまかしなら、それはそれで悪くないんやけどね。
なにはともあれ、健康には気をつけねば。


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