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2017年08月08日09:06

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今年の保養キャンプレポート byばぶさん その6 

第6回保養キャンプ(7/25〜8/2)  
『2017 福島の子どもキャンプ in伊豆』というのが正式な名称のようですが、今回8泊9日の全日程にボランティア参加できた『ばぶさん(私)が見たもの感じたもの、そして考えたことなど』を徒然に綴っていきます。
 
◆参加者(初参加と再参加)
今年の場合参加者は7世帯、24人、子供13人、大人11人でした。その内、初参加(デビュー)が3世帯、リピーターが4世帯でした。
富や幸せの分配という視点から考えれば毎回初参加者のみで構成されるというスタンスであっても良いとは思いますが、保養を企画運営する人たちからは「適度にリピーター家族と初参加家族が入り混じっている構成であるほうが受け入れる側としては苦労が軽減されて助かります」というお話しでした。
保養キャンプを呼び掛けて参加者を募るのですが、毎年なかなかのご苦労があります。
日頃はそれぞれ別の場所で別々の暮らしをしている人たちがにわかに集団を構成するのです。
楽しい企画の保養キャンプですが、「楽しい」「楽しい」「楽しい」の連続では疲れて体調を崩したり、ケガや事故を招いたりしてしまうもの。
◆お話し会
子どもたちの興奮と鎮静の見極めや調整が肝心です。「ばぶさんのお話しおじさん」や臨機応変に開く「ミニお話会」は保養キャンプでの生活の中に程よい変化をつけ有効です。
今年の場合は大小3回お話し会を行いました。
年齢の低い小さな子どもさんも含めて皆とてもよくお話を聴いてくれます。
これまでお話会のような場をたまたま経験したことがなかった子がだんだんお話しの世界に食いついてくるのは面白くてやりがいを感じます。
これとは別に大きな活動(例えば海遊びなど)の後先などとの兼ね合いを俯瞰して、全体の雰囲気や動向やその場全体の「気」を読み取って、時には必要に応じてツボを押さえたピンポイントの関わりも最小限取り入れます。メインスタッフの存在感が光る瞬間でもあります。
◆子どもの持っている鋭さと寛容さ
にわか集団ですから子どもたち相互の理解も基盤が薄いです。
小さなトラブルやボタンの掛け違いのような体験を通じて、その一方で、ちょびっとずつ内面的な成長を見せてくれる子どもたちの姿や変化に触れていると保養キャンプに関わる醍醐味を感じます。
一人一人の子ども達の感受性や表現の傾向など読み取って子ども理解を深めて対応していくには大人たちの『複眼』が不可欠です。観たまま聞いたまま感じたままをその都度伝え合っていきます。
スタッフもボランティアもここに一番のエネルギーを注ぎます。
と同時に、子ども達同士だけでなく関わる大人達にとっても気付きや発見や学びの多くを得ます。

                                 (続く)

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