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2017年08月05日22:50

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今年の保養キャンプレポート byばぶさん その4 海遊び&川遊び

第6回保養キャンプ(7/25〜8/2)  
『2017 福島の子どもキャンプ in伊豆』というのが正式な名称のようですが、今回8泊9日の全日程にボランティア参加できた『ばぶさん(私)が見たもの感じたもの、そして考えたことなど』を徒然に綴っていきます。

7/29(土)この日は『海であそぶ』日でした。
◆海あそび
その前日は台風接近の影響で海岸には遊泳禁止の赤い旗が強い風にはためいていました。
「すごいうねりですね、これでは明日の海遊びは厳しいですね。」
スタッフは天気予報や波情報をこまめにチェックして対策を検討し続けました。
当初予定していた伊豆半島の東側(相模湾側)の海水浴場での海あそびを諦めて、河津からバサラ峠を越えて伊豆半島の西側(駿河湾側)の海岸での海あそびが検討されました。
そして松崎町の岩地海岸を選定しました。
キャンプ参加家族はそれぞれ車に分乗して乗用車、軽貨物車、軽トラックなど8台を連ねて移動しました。
うねりが残る外海の東側と内海の西側では海の景観が全くの別世界でした。
「日本のコートダジュール」と銘打った岩地海岸の海はまるで湖の如く水面は鏡のよう。
波頭一つ立たないとても静かな入り江でした。
毎年のことですが、地元のボランティアの方があらかじめ用意しておいてくれていたライフジャケットの登場です。
それぞれジャケットを装着し波打ち際の砂浜あそびを楽しんだり、ゴムボートや浮き輪に乗っかり少し沖合いのほうへ漕ぎ出したりして海を楽しみました。
海は全く初めてという子どももいて目をキラキラさせてひとあそびふたあそびしました。
少々あそびに飽きてきたかな(?)という頃合いを見計らって湾の中央部の砂浜から岩地湾の北側の磯辺(岩場)に移動しました。海あそびパート2の始まりです。
新たに水中メガネとシュノーケルを着用し磯に生息する小魚群を見たりヤドカリを捕まえたりしてあそびました。
ちょっぴり勇気を出して磯から離れた海の中では大きめの魚もたまに泳いでいたりして、この姿を目撃できた人は「おっきい魚いたよぉ〜」と周辺の人たちに興奮気味に伝え合っていました。
「私、なんか得した気分」というお母さんの言葉に幸せな心持があふれていました。
宿舎への帰路『踊り子温泉会館』で入浴しました。

◆川あそび
中一日置いて二日後の7/31(月)河津川で川遊びをしました
子どもたちが川遊びをする河原は地元の「手つなぎの会」の方々が前日までに河原に生えたぼうぼうの草を草刈り機で丁寧に除草してくれてありました。
刈り込んだ草の根元を見ればどれほどの作業量であったか想像できます。本当にご苦労様でした。沢山の人たちの縁の下の力持ちのバックアップがあってはじめてこの合宿がつつがなく成り立っているのだなぁと実感しました。

川幅は広くなったり狭くなったりしますので、それによって川底までが深くなったり浅くなったり、水の流れ方に緩急が生まれたりします。また川の流れ方も水量も日々刻々と変化します。
「今年は空梅雨のせいか今日の流れ方から見て例年よりも水量が少ないコンディションだ」という説明でした。
こうした川の特性への深い理解や直感が地元の人たちならではのセンスとなって子どもたちの「安全な川遊び」への万全の体制を下支えしてくれています。
川遊びのエリアの末端にはロープが張られここから先の川下は急流となって危険度が高いというので冷たい川の水の流れの中にずうっと立ちんぼで漬かり続けて子どもたちのあそびの様子をひたすら見守ってくれているボランティアさんも3人いました。

さて川遊びの様子で印象深かったことが3つありました。
先ずは小学生の男の子3人組です。まるで別人の如く遊びまくります。
「あそびスイッチ」が入ったものか「ツボにはまった」ものか、面白さの醍醐を掴んだのでしょう。
水流に段差のある瀬を『ウォータシュート』に見立てて河底の大石に身体がこすられて「痛いいたい」と嬉しく絶叫しつつ痛さも楽しみに取り込んで急流を流れ落ちるスリリングな「おもしろい」の絶頂。その勢いのままに川下のあそびエリアの際まで流され泳ぎを繰り返しました。
そこからいったん河原の大石小石ゴロゴロのきわを嬉々として上流のスタート地点まで飛び跳ねるように駆けのぼり再びスタート。
この連中何と13回も川下りしました。こういうあそび体験大切にしたいですね。
続いては小学低学年の女の子たち、川辺の石ころを三つ四つ六つと堀りのけて底から染み出てくる川の水を温泉に見立てて遊んでいます。なんと川の水よりも日向水よりもやんわり暖かいのです。まるで「足湯」のようです。これにはお母さん方も心惹かれて満員御礼の足湯でした。
そして三つ目、あんまりにも子どもたちが活き活きのびのび川遊びを楽しんでいるのでお母さん方も川流れに参戦しました。川の流れに身を任せて次々と優雅に下っていくお母さんたち、ライフジャケットは彼女たちの絶対安心の守護神です。子どもも大人も『保養』の髄でした。
                                   (続く)

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