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2017年08月05日22:41

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過ちを繰り返さない

■被爆女学生の生きた証し 日常伝える「最後の日記」、広島の原爆資料館で公開
(産経新聞 - 08月05日 11:27)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4703450

母が同世代、同じころ県女に行っていました。日記の方よりは少し年上だと思います。母は勤労奉仕に明け暮れた女学生時代を過ごし、専門学校進学を希望していましたが、戦火が激しくなる中、広島市内にいては危ないと祖父母から郷里の比婆郡(今の庄原市)に呼び戻され、召集で男の先生たちが少なくなった中、庄原市内の小学校で代用教員をしていた時に8月6日を迎えました。

広島で被爆した方々が列車で次々と庄原の小学校の講堂にも運ばれてきたそうです。本来の先生としての仕事はそっちのけで、何日も被爆者の介護に明け暮れた時の話をしてくれることがありました。それは、それは、悲惨だったそうです。

その母も、50歳の時、がんで亡くなりました。

私たちの同級生の友達のお母さんたち、広島での原爆の影響か、生き延びて結婚、子供を産んで一見普通に暮らしていても更年期を超えられずに50歳代でガンでなくなっている方々がたくさんおられます。他県の割合よりは、はるかに多いのではないかと思っています。

ニュースでも取り上げられることはありませんが、被爆の影響は、私たちの知らないところでも長く長く続いていくことを改めて思い起こしました。

健気に、希望に胸を膨らませておられたであろう、女学生の最後のこのような日記を読むと、一瞬にしてそれが奪われる残酷さに胸が詰まる思いでした。

本当に、「過ちを二度と繰り返さない、」覚悟を皆でしなければならない時と思います。

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