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2017年08月04日23:40

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映画「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」

昨日のレイトショー、109シネマズ大阪エキスポシティのIMAX-3D字幕で鑑賞。
ご存知、あのスターによるホラーアドベンチャー。

トム・クルーズ
「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」The Mummy

中東の戦闘地域。
空爆で偶然にも発見された2000年以上前のエジプトの王女アマネットの棺。
米軍の偵察兵であるニック・モートンは考古学者のジェニーらと共に、
その棺をロンドンへ持ち帰ろうとするが…


この映画、制作発表の時に「ハムナプトラ」のリメイクをトム・クルーズがやる?
とニュースで報じられたもので、その時は正直、
何故、今更ハムナプトラのリメイクをトムがやるのか?
と疑問に思った方であんまり期待はしてなかったけど、
蓋を開けて見たら、
全く違いました。
これは失礼をした。

実はユニバーサルによる壮大なダーク・ユニバースと証するシリーズだった事に、
私はもう大興奮!
ドラキュラ、フランケン、狼男、半魚人、透明人間などなど、
昔々のユニバーサル映画のモンスターを今に蘇らせる企画。
それも世界観が繋がってる、今で言うアベンジャーズ的な繋がりを持つシリーズとの事。
「ダークユニバース」としての最初の第一弾が、


ミイラ


これは「ハムナプトラ」もそうだし、その昔の「ミイラ再生」からしてのモンスター映画。
リメイクとうよりはリブートと言った方がいい。
でもリブートという割には、この作品ならではのオリジナルな設定やストーリー運びがある。
「ハムナプトラ」とは話もキャラも全く違います。
新しいミイラ映画として観る方がいい。

今回の作品、設定的にもオリジナリティがあって、
自由に作ってる雰囲気がいい。

特筆すべきは、
ダークユニバースとしてのシリーズに今後出てきそうな対モンスター組織である、
プロディジウム
が登場する。
この組織は今後のシリーズに出るのだろうか?
秘密基地にあらゆる武器装備に今までに倒したモンスターの骨格の標本があったりと、
その経緯もどうなのか知りたくなる。

観る前はエジプトが舞台で展開するかと思ったら、
それは冒頭だけで、棺を持ち帰ったロンドンが舞台となる。
ロンドン中が蘇った王女アマネットによって大パニックになる。

これでふと思い出した。
ストーリーに関したら私的にはある映画に似てるなぁ?と思った。

「スペースバンパイア」

トビー・フーパー監督の1985年のSFホラー作品。
エイリアンをミイラに置き換えただけで、設定や話運びがよく似ている。
棺を持ち帰り主人公が魔性の美女に誘惑され、ロンドンが大パニックになる。
ミイラがゾンビのように大量に襲って来たりと…
実は作り手側は意識してるのかも?
「ハムナプトラ」のリメイクというより、「スペースバンパイア」と言った方がいいかもしれない。
私は「スペースバンパイア」が大好きな作品なんで、
妙に嬉しくてニンマリした(笑)

内容はアクションに次ぐアクションで、
これは面白い!
ただ、少し難点なのはキャラ説明が殆どなく急に本題に入る。
見ていく内に大体分かるけど…
このいきなり感はシリーズ1作目でなく、2か3作目のような感覚に思った。

監督がアレックス・カーツマン
スター・トレックや トランスフォーマーシリーズの製作や脚本をやってた人で、
監督としたら2作目?なのかな。
この手のSFホラーアクション系のツボを得ている演出は安心して見れる。

脚本の1人にクリストファー・マッカリーが参加している。
トム作品に欠かせない人である。
やはり、マッカリーの監督作品も見たいものだ。
「ミッション:インポッシブル6」では再び演出するので楽しみに待ってます。


キャストでは、

ニック・モートン役のトム・クルーズ!
もうこの感想日記では、毎回取り上げるほどのスターなんで言ううまでもないですが。
アクション系ではミッション:インポッシブルシリーズはドル箱シリーズ。
それに続けとジャック・リーチャーも期待はしたけど、個人的には2作目で滑った感じがして駄目だった。
今回のダーク・ユニバースもトムの新たなシリーズ物なんだろうか?

今回はキャラがいかにもトムらしい。
アクションキャラでのイーサン・ハントやジャック・リーチャーのように強くはないけど、
ユーモアもある素のトムが演じるニック・モートンだったのでは。
最近で言えば「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のキャラに近いかなと思う。
それにしても、とにかく走る走る泳ぐ泳ぐと動き回る今年55歳のトムですが、
まだまだこの手の作品をどんどん演じて欲しい。


しかし、実はこの映画。
トム以上にインパクトがあって大収穫だったのが、

ソフィア・ブテラ!

ミイラであるアマネットの存在感がこの映画を支配してると言ってもいい。
役柄的にも彼女はトムを食ってるほどの大熱演。
ソフィア・ブテラといえば、思い出すのが、
「キングスマン」の敵である殺し屋役。
これで初めて拝見した時は、女優で悪役やらしたら上手いと唸らせた。
今回も悪役で、怖くもあり凄くセクシー♪
スタイルも良くて、これは男が食われそうな存在感だった。
アルジェリア出身の女優さんで、個性的な顔立ちで見たら忘れられない。
去年は「スター・トレック BEYOND」でもカークに味方するエイリアン役(メイクで素顔は分からないけど善役だった)もそうだったけど、
アクションも出来る若手女優としたら貴重な存在だ。
今後の出演作にまた期待する。

ヒロインのジェニー役にアナベル・ウォーリス
アナベル?
その名の通り、「アナベル 死霊館の人形」で主演した女優さんだ!
トムの相手役として花があって良いと思うけど、
悪のヒロイン側のソフィア・ブテラに食われてる気もする。

プロディジウムのリーダーであるジキル役にラッセル・クロウ
ジキルという名の通り、ジキルとハイドです。
定期的に薬を打たないと狂人化してしまうのを、
ラッセルさんが楽しそうに演じてるのが面白い(笑)
やはり、このキャラも今後のシリーズに登場しそうな感がする。


このダークユニバースのシリーズ。
次回作は「フランケンシュタインの花嫁」を作るらしい。
これは今後も次々と作って欲しい。
私は半魚人を見たいものだ。


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