歴戦を戦ったポルシェ962の中古車です。
ソース→【
http://www.carscoops.com/2017/07/get-your-very-own-porsche-962-for-125.html】
ポルシェ962 HR3(F01) ホッチキス・レーシング
HR3はモノコックの補修を行っていたファブカーがアル・ホルバートの依頼で製作したオリジナルモノコックのひとつで、ホルバート・レーシングを通じてブルース・リーブンやAJフォイト、ホッチキス・レーシングなどへ販売されました。
ファブカーによって製作されたHRシリーズのモノコックは、純正よりも剛性や安全性が高められた強化型のアルミハニカムモノコックです。
ブレーキはブレンボ製の4輪ベンチレーテッドディスクを採用し、ペンスキー・モータースポーツ製のショックアブソーバが組み込まれています。
HR3は86年にファクトリー製の962/71型3.2リッターエンジンを搭載して完成し、ワトキンスグレン500マイルでデビューしました。
87年のマイアミ3時間のプラクティス中にクラッシュしたため、新たに製作されたHR5と置き換えられ、修復されたモノコックは89年から再びレースで使用されるようになりました。
91年のデイトナ24時間では総合3位に入賞、93年のセブリング12時間で完走したのを最後に現役を引退しました。
現在の仕様はオリジナルボディに89年以降のカラーリングを施したもので、現役当時の姿とは若干異なっています。
https://www.youtube.com/watch?v=x8FssLnDg1k
2011年のレンシュポルト・リユニオンで走行する962HR3
エンジンは現役時代、962/71から962/70(2.87リッター)に換装された後、レギュレーションによって3.2リッターが禁止されたのに合わせて登場した962/72型3リッターに載せ替えられていました。
現在はポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカによって製作された962/71型3.2リッターユニットを搭載。
このエンジンは911GT1と同等の鍛造クランクシャフトやクランクケースを採用しており、標準のKKK−K36型タービンに換えてギャレット製のターボチャージャーを組み合わせてモトロニックにより制御され、オリジナルを上回る750ps以上を発生すると言われています。
価格は125万ドルとなっています。
https://www.jamesedition.com/cars/porsche/962/1986-porsche-962-for-sale-1137012
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