川崎の喫茶＆望遠鏡・双眼鏡販売店TEMOで中古のJUPITERという会社名かブランド名か機種名の6�儷�折経緯台を買った。 望遠鏡や双眼鏡やカメラは傷ひとつないピカピカのものでないといやな私が中古の望遠鏡を買うのは非常にめずらしいことだ。 この望遠鏡はたぶん1960年代のものではないかと思うが、ペンタックスが全く同じ望遠鏡を出していて、ペンタックスにOEM供給していたメーカーが後に自社ブランドで出したのだと思う。 上下、水平ともに部分ウォームホイルとウォームギヤのかみ合わせを外して粗動、かみ合わせて微動という機構は過去から現在に至るまで日本ではこの機種のみである。
TEMOのHPで見つけて先週の火曜日に現物を見に行ったのだが、レンズにカビ跡があったのと、三脚のうちの1本の伸縮ガイド板か欠落してしまってるので購入には至らなかった。 帰宅後ずっと迷っていたのだが、レンズは同じ60mmFL800�个里發里�望遠鏡店スコープタウンにあったのでこれを購入して交換することとし、三脚の部品の欠損もベニヤ板で補修できそうなので決心して今日（24日）に買ってきた。
持ち帰ってすぐにとりあえず対物レンズを拭いてみると、カビ跡は消えてピカピカの新品同様になり、明日届く交換用レンズは不要となってしまった。 しかも、驚いたことに、清掃のためにレンズをセルから外してみると、現在の安価のな望遠鏡ではやっていないと思われる2枚合わせの対物レンズをレンズを相互回転させて星像最良の位置にするという工程をやっていることがわかった（2枚目の写真）。 対物レンズと押えリングの間にもスぺーサーリングが入れてある。 接眼部も作りは丁寧で仕上げも美しく、初級クラスの望遠鏡であるのに手を抜いたところがない。 当時の天体望遠鏡では普通のことだったが木製格納箱も付属している。
この望遠鏡は、数年前に福島県星の村の星まつりに望遠鏡店のギガオプトが架台と三脚のみでしかもだいぶ古びているものを出品していて、微動粗動の切替機構がめずらしく、かつ使いやすそうな経緯台だったの購入したのだが、その場でよく見てみるとだいぶあちこ欠損していたのですぐに返品したということがあった。 そのときは欠損品の架台と三脚のみで2万円台、今回は新品同様と言ってもよい架台に、三脚はもちろん、鏡筒、ファインダー、アイピース、天頂プリズム、地上プリズム、専用木製格納箱までついて税込3,2000とはるかに割安だった。 結果的には前回のものは返品してよかったと思う。
接眼部は昔のツァイス（24.5�弌縫汽ぅ困覆里如�丁寧で美しいつくりなのに残念だが、遊馬製作所に31.7�丱汽ぅ困寮楷礇▲瀬廛拭爾鮑遒辰討發蕕辰童魎垢靴茲Δ隼廚辰討い襦�
昔は天体望遠鏡はほとんど鏡筒とその鏡筒専用の架台がセットで売っていたので、屈折赤道儀を「屈赤」、反射経緯台を「反経」などと言っていた。 日記の題は懐かしいその言い方にしてみた。
3枚目の写真はTEMOのレオン君。
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