自転車雑誌 cyclist主宰のGARMIN社のパワーメーターを使った表記講座を受講してきました。
パワーメーターとは車でいえばトルクメーターのようなもので、その時々にペダルに出力されている力をワット数として表示するものを言います。
歴史は古く、1980年代に開発。しかし大変高価なため一部のプロチームだけだったものが、近時コストダウンが次々されてアマチュアライダーも多く活用するようになりました。
場所は千葉競輪場で。結論的にはとてもよく、スポーツは根性 量ではなく科学からの自分の姿勢に極めて合致するものであった。
また、理由は後に書きますが今年買おうと思ったパワーメーターを買わないで正解でした。
他方、ではどのパワーメーターにするかは迷うところもあって、来期に向けての検討課題になりそうです。
以下感じたことを書きます。個人的には全日本女子中距離代表選手 トライアスロン元日本代表白戸太郎選手と休憩時間らに詳しくパワーメーターや練習の話しを聞けたこと、
長野市出身の世界プロ自転車選手宮澤 崇史選手からパワーメーター活用術の一旦とプロのデータ解析の一旦まで座学で教えていただいてとても有意義でした。
以下はまずはハード編として今回使われたパワーメーター GARMINについて。
良かった部分
センサーがペダル取り付け型で、メーカーに送る必要もなければ自分で取り付け、電池交換が出来る。
左右独立計測でペダルへの圧力分布 ペダル円周でのトルク配分まで解析できる。
この解析で自分の借りた自転車では、左右バランスがだいぶ違うことが判明。
利き足のパワーフェーズピークという最大トルクがかかっている範囲が大きすぎるように感じた。これでは疲れが早まるおそれがある。
他方、同じように左右別計測のPIONEERのようにペダリング効率が計測表示されない。
PIONEERは電池交換はクランクをメーカーに送らなければいけない面倒さがある。
GARMINかPIONEERで迷いそう。
自分が買おうとしていたパワーメーターは片側だけのもので、左右差がわからないので自分のアンバランスに気づかないままだったかも。
全日本女子選手との会話で、
平蔵「貴方くらいの実力者になればペダリングは完成されていて、ペダリング効率だのは関係ない指標ではないですか?」
選手「ぜんぜんそんなことはありません! 今でもペダリング効率表示は注意して見ながらペダリングの練習はしていますよ!」
もちろん左右差があるからいけないとか、どうしても左右を同じにしなければいけないものではないのは今回の講座でもGARMINの担当者の方も言われていた。
問題は左右差の原因を探ることで、これがポジショニング クリート位置らであった場合は修正した方がいいということでした。
これは科学的に数値を見ながら出来ますね!
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