女子中学生に恋をしたことがあります。
相手は、桜田淳子。
当時彼女は「中三トリオ」(注)の一人で15歳。私は「みやこ幼稚園」の年長組で6歳でした。
キャンディーズの「スー」を好きになる前の話です。
現在50代後半〜60代になっている、昭和30年代生まれの連中は、山口百恵だのアクネス・チャンだのと言っていましたが、私は断然桜田淳子でした。
もちろん幼稚園児ですから歌詞なんか全然わからず、意味もなく「クッククック〜、クッククック〜あおいとぉり〜」とやっていました。
今見ると、最近の「かわいい」とされるアイドル(たとえばAKB四十七)などと比べ、ずいぶん太っています。
でも、ぷっくりふくれた赤いほっぺたも、太すぎる腿も、今でもいいと思います。
ただ、女の人というのは、容姿が変わるのが早くて、現在の彼女からは十五歳時の、昭和48(1973)年時の容姿が、その片鱗(へんりん)すらも窺(うかが)えないのが残念です。
注:「中三トリオ」について、45歳未満の若い皆さんはわからないと思います。当時彼女たちに本当に熱狂していたのは、現在60歳を越えている人々です。お父さん・お爺さん世代の人に聞いてみてください。
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