担ぐ神輿の質がみるみる悪くなって行っているだけ、なんだけど。

■前川喜平はウソつきか？　インタビューで答えた“総理と加計の関係”
(AERA dot. - 05月27日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4592000

しかし、よりにもよってこんな埃まみれのゲスを
担ぎ出さんでも、と思うんだがねぇ。

ま、森友問題とやらが辻元に飛び火してしまって
慌てて店仕舞いせざるを得ず、でもサヨ曰くの
「共謀罪」可決阻止の名目の下に政権攻撃を
したいから別件を引っ張り出してこざるを
得ないが為に加計にしてみたが、こちらも
自分の足元に火が付きまくってしまい（玉木の
獣医師会との癒着疑惑、民進党高井、江田の
国家戦略特区化の実現に向けた努力とその実現等）、
結局頼みは怪文書とその出どころとしての
この援交おじさんだった、というお話の
哀れっぽさには、ギャラリーとしては
苦笑を禁じえないがね。

どうも、最近は森友みたいな「後がない」詐欺師に
テキトーな事を喋らせて、あわよくば政権に打撃を！
なんていう言論テロ染みた愚行が多くて辟易する。
寧ろ、現実の自爆テロの方がまだテメェの身を張るだけ
マシかも知れん、なんて事すら思う。担ぐ野党も、
それを焚きつけるメディアも、森友も前川も
明らかに「使い捨て」にしようとしている。
そりゃあゲスいってもんだ。

ま、森友は「信念あるキチガイ」で前川は「俗物のゲス」なんで
系統というか棲息する地域は水場は違うけどね。

で、そのゲスさんへのインタビューだが。

結局、「個人攻撃されたー、こうした攻撃をしてくるという
事は疑惑に間違いがないからだー」という論旨でしかなく、
その出してきた文書の作成者も、作成日時も、そして
個人的には最も聞いてみたい「『霞が関ブンガク』なんて
言葉があるくらい、表現の婉曲さ、迂遠な正確性に
命を懸けている筈の官僚が、何故このようなメモ書きと
しても杜撰な文書を作成したか？」も皆目わからない内容だった。
あれ、「部下が上司に説明するため」に作ったものなら、
上司はその部下を指導せなあかんよね、日本語として
間違っているんだから。

更に頂けないのは、「加計学園の獣医学部新設に関する文書は、
非常に歪められた行政の実態を示す文書だ」という文言。

前川は文科省事務次官でありながら、「国家戦略特区」を
知らない、と云っているのだ！

これは菅官房長官の会見が分かり易いので、こちらを
引用しよう。

以下引用

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菅義偉官房長官の記者会見詳報

「そもそも、この獣医学部新設は、今治市が平成１９年、
これは福田（康夫）政権の時だが、これ以降、１５回続けて
愛媛県と共同で構造改革特区を活用して提案を行い、
提案の当初から加計学園が候補として期待されていたが、
実現に至らなかったものである。

実は民主党政権の間も７回にわたって要望があり、
平成２１年１１月の今治市と愛媛県の特区提案は、
大学設置母体は学校法人『加計学園』と記載されている。
これを受けて、それまで『対応不可』とされてきた措置を、
平成２１年度の要望以降は『実現に向けて速やかに検討』に
格上げしたのは民主党政権だ。
こうしたことから、民主党政権における措置の変更は、
大学設置母体は学校法人『加計学園』であることを
踏まえたものであることは明らかでないではないか。

こうした経緯もあって、民主党の高井崇志議員が、
昨年４月２６日の国会審議で、『四国に獣医学部が
１個もない状況に鑑み、国家戦略特区の実現を要望していた』と
国会で質問されているのではないか」

「また、今治市は、今治新都市開発事業に着手した
昭和５８年、いわゆるこの加計学園による獣医学部構想の
誘致を決める前から、今回、無償譲渡する土地を高等教育施設用地と
位置づけて、歴代の市長が大学誘致を目指し、市議会も将来的に
市が土地を購入することを平成１２年、平成１９年、平成２０年と
３回も議決をしている。まさに国家戦略特区というのは、
こうした岩盤規制、抵抗するものに風穴を開けるわけである。
国家戦略特区諮問会議で決まったことを基に、内閣府が規制官庁と
侃々諤々の大議論を行うことは当たり前のことではないか。
法律に基づいて行っていることであり、ゆがめられたと
いうことは全くない」

[iza 2017.5.26]
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170526/plt17052620110029-n1.html

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引用以上。

ま、フルボッコというか完全論破のお手本というか、
である。なんか、こうした前提を理解せずに
「総理とお友達でー」「総理がお金を回してあげてー」
「土地をタダであげてー」とか書けちゃうおバカさんの
多さにはつくづく辟易する。

そもそも「国家戦略特区」とは地方の店晒しになって
いる土地の有効活用の為に、国が音頭を取って
色々な実験をしていきましょう、という試みだ。
これは「国家」が名称に付くんだから、当然の事ながら
座長は「内閣総理大臣」だ。

整理すると、

「国家戦略特区の案件は総理が頑張らないといけない」

ものなのだ。

それを「総理の忖度がー」とか言ってしまうのは
愚かとしか言い様がない。無論個人的な利益誘導は
論外であるが、この件で（森友も加計も）総理に
誘導された「利益」は存在しないし（現に誰も（野党も
メディアも）それを例示出来ていない）、加計学園に至っては
地元愛媛県と今治市の悲願だった訳なのだから。

タチの悪いジョークをここで口にすると、出会い系バーで
女性に「お小遣い（前川自身のインタビューでの自分の言葉、だ）」
をあげて某かの利益を得ていた前川の方がよほど「利益誘導」を
体現しているし、それ故に批判されている、という事になる（笑）。

そして、それを避けたいならきちんと公務で行っていた
証としてどのような成果物（無論報告書なりを作成した
んだよね？）を提出したかを公表すべきである事は
当然であろう。

こんな事を云っているんだからさ。
面白いので、以下に引用。

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「出会い系バーはテレビのドキュメンタリー番組で知った。
経済的に困窮した女性が朝まで居場所代わりに使ったり、
そこで見つけた男性客に体を売ってお金を稼いだりしている
実態は衝撃的だった。実際に生の声を聞きたくて足を運び始めた」

　多いときは週に1度のペースで店に通い、女性たちの身の上話に
耳を傾けた。女性たちの多くが、両親の離婚や学校の中退を
経験していることを知った。

「この状態を何とかしなければという思いは、
仕事の姿勢にも影響した。高校無償化や大学の
給付型奨学金などに積極的に取り組んだ。
私は貧困問題が日本の一番の問題だと思っている」

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引用以上。

閑話休題。

前川はこと程左様に醜いゲス野郎であるんだが、
更に面白いのは、「こんなのを担いじゃう野党」である。

天下り問題で辞職し、出会い系バーで援交疑惑がある
元官僚、何て野党にとってみたら真っ先に吊るしたく
なる対象だろうに、そこには明白に目を瞑る。
これは当初は「極右学園」と批判していた森友を
担いだ時にも同種の手法を取った事から分かっては
いた事だが、こうまで場当たり的では情けなさしかない。

挙句は政権交代時には「官僚主導の脱却」「決められる政治」
「政権主導」などの数々の絵に描いた餅を提示してきた
野党が、ここに来て「政権の暴走」などと論難する事の
白痴としか言い様がないバカさ加減だ。

こうした事も、綺麗に忘れ去っちゃうんだよねぇ、
「安倍政権を攻撃さえ出来ればいい」なんて
方々は。

近視眼的にはそれが正解に見えるかもしれないが
（とりあえず批判しておけば取り巻きや支持者は
喜んでくれる、なんて迎合もしているだろうし、ね）、
長い目で見れば、それは破滅への道だし、また
それはそれほど遠い未来ではないかもしれない、という
事にも、気付けないのだろうね。

だからこそバカなんだけどさ。