剣道にくる子たちの中には、本人ははじめから来たくないのに、
親が剣道をやらせたくて来る子もいます。
常時、30人近い子供たちの中で、そういう子は1〜2人
来ると、必ず、「今日は〇〇が痛いから面つけられません」
と言って来ます。
そんなこと言っても無駄なのに、必ず「もしかしたらさぼれるかも」という
淡い希望で、痛いところを探すのです。
毎回それを言ってくる3年男子。
先週は「3日前に学校で転んで頭を打った」そうです。
ふ〜ん、気を付けてね、といって、面を付けさせ、
その前は「昨日鼻血が出た」と言います。
あら、昨日で良かったね、と言って、ハイ、面つけなさい。
今日は、「あのー」と、私の前に立ったものの、いいアイデアが浮かばない
すると、振り絞って出てきた言い訳が、
「痛いんです。」ハイハイ、今日はどこが痛いのかな?
「・・・・心が」
これには笑うしかなく、「そっか、私もよくあるよ」と、大笑いしました。
もちろんせっかくの言い訳だったけど、面つけ・・・・
しかし、無駄だとわかっていても、とりあえず何か考えてくる努力は大したもの。
先日は「ねん挫しました」といって、
「どこを?」と聞くと、えーっと・・・と場所を決めかねている様子。
私が、肩じゃない?というと、「そうそう!」
肩をどうやってねん挫するか教えてほしい。
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