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2017年05月07日09:37

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中村天風「自分が希望の光となろう」



夢与え 希望の光 ともす人」。
人を喜ばせて自分がまたその人と共に喜ぶということが、いちばん貴い。
・・・中村天風

犬養道子さんの話をテレビで聞きました。「難民キャンプで、恐怖と飢えで苦しんでいる子供たちに、『夢をもって』と言ってもダメなんですよ。それよりも『あなたは何が出来るの?』と聞くと、どの子も目を輝かせて、話そうとします。そこから希望がでてくるのですね」。

昔、SMAPが歌った『たった一つの花』が、ヒットしている。たとえ小さくとも、世界にたったひとつの花の誇りを歌ったものだ。

「ナンバーワンよりもオンリーワンたれ」という言葉もはやった。
たとえちっぽけでも、私はこれが出来る、そしてそれをやらせたら、他のだれよりも絶対に負けないのだと自負出来るもの、自分の中にあるオンリーワンをみつけよう。

それこそ自分の中にある花一輪。種のまま腐らせてはならない。それを慈しむように育てよう。それが自分を大切にするということだ。

種は種だけでは、ただのゴミに過ぎない。一粒の種が地に落ちて、雨に当たり風に吹かれ、太陽にあたためられて、やがて芽を出す。
光エネルギーを受けて光合成を繰り返し、やがて大輪の花が咲く。

原因と結果の間には、環境条件も含めて様々な“縁”がかかわっている。
この縁のおかげで、花が咲くか種のまま粉々崩れていくか。

いうまでもなく自分自身に、愛する人に、身内の者に、友人知人にも、また見知らぬ人にでも、底に問題を抱えているのなら少しでもいいご縁となり、積極的肯定的に、働きかけることが大切となる。

そのためには、まず自分が光りを発するみなもと、すなわち光源の人となることだ。光は明るい。明るくて温かい。光がないのは闇だ。闇は暗くてじめじめしている。光りの前には闇は消えてしまう。
自分が光源となって、いい縁を与えることだ。

何と崇高で心が洗われることか。自分を大事に生かすというのは、自分を尊く生かすことであり、尊く生きるとは、人の喜びをわが喜びとすることである。

「袖すり合うのも他生の縁」という。出会う相手には、いかなる場合にも、相手の気持ちをふるい立たせ、勧め励まし勇気づけ、相手にとっていいご縁となるよう、心の糧を与えること。そんな人になりたいものだ。



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