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2017年04月30日20:23

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秋が楽しみになった天皇賞(春)

■北島三郎さん「仏語勉強始めます」 凱旋門賞に前向き?
(朝日新聞デジタル - 04月30日 18:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4552673

 天皇賞(春)が終わった。

 人気を二分したキタサンブラックとサトノダイヤモンドになかったのがレコード決着。それが今日の天皇賞(春)でマークされた。勝ったキタサンブラックはディープインパクトのレコードを11年ぶりに更新したのだから、インパクトは大きい。いよいよ、凱旋門賞で私の考えが妄言かどうかの証明をしてもらいたいところだ。しかし、陣営は宝塚記念に向かうことだろう。宝塚記念から前哨戦を叩いて凱旋門賞に向かうこともできるが、どうせなら万全を期して、エルコンドルパサー並みに早くからフランスに滞在してほしいが、北島三郎氏が馬主ではそういう志のあることにはならないところが残念である。

 それにしても弱かったのがサトノダイヤモンド。レコード決着で結果的に外枠がきつかったというのは言い訳に過ぎない。85年のシンボリルドルフは同じ15番枠から単勝1.3倍の人気を背負いながら、堂々と馬場の真ん中を抜け出して優勝した。勝ちタイムはレコードでなくても、出入りの激しい展開を苦にもしなかったところに格の違いを感じたところだ。サトノダイヤモンドの複勝オッズは最終的に1.1〜1.5倍だった。キタサンブラックは1.1〜1.2倍だったので、この差が信頼度の差になったことになる。

 さて、今日のキタサンブラックは勝ちタイムを見ても、文句は言えない内容だが、あの血統の馬にやられてしまう社台の良血馬というのは一体何なのだろうか。前が止まらなければ届かないという極めて単純なことに対応できない状況が今の日本競馬のダイナミズムというものだろうか。今の競馬界では、キタサンブラックをマークして突き抜けるような名馬は出てこないのだろうか。
 毎度の懐古人間の話になるが、カツラギエースの逃げをマークしてレコードで有馬記念(84年)を制したシンボリルドルフ、92年菊花賞でのミホノブルボンと93年天皇賞(春)でのメジロマックイーンの野望をレコードタイムで打ち砕いたライスシャワーがいた頃のダイナミズムは実に深いものがあったと思うところである。

 この記事にあるように、幸いオーナーの北島三郎氏はフランス語の勉強を始めるそうである。とにもかくにも、フランスでのキタサンブラックの走りを見てみたいものだ。
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