この日記では、たまに私が持つオッズの不思議さを書くことがある。オッズに適正な数字というのは存在しないが、これまでの経験則で「この程度だろう」という予測をすることはできる。
あくまで現時点での話だが、今日の天皇賞(春)のサトノダイヤモンドの複勝オッズの高さに興味が向いた。キタサンブラックが1.1〜1.3倍に対し、サトノは1.2〜1.7倍なのだ。今は売上票数が分かるソフトがあるので、それを見れば一発だが、複勝での信頼度はキタサンブラック・・・というか武豊が上と見ていることになる。菊花賞や阪神大賞典の勝ちタイムを見ると、サトノダイヤモンドの方が優位に立っていると思うのだが、私も日記で触れたように、昨年の有馬記念で2キロ差がありながら、ギリギリでしか勝てなかったサトノの評価はそれほど高くないのかもしれない。先月の阪神大賞典も好タイムだったが、同じように好タイム・好内容で制したナリタトップロードが何故か本番では勝てなかったのと同じということか。
私は天皇賞の日になると、95年のライスシャワーの映像を見ることが多い。今でも、2周目の坂の上りから仕掛けた的場の好騎乗は歴史的なものであると思っている。そして、関西テレビの杉本アナの実況も素晴らしかった。結果論でもあるが、ステージチャンプの強襲がありながら、ライスシャワーの勝利と言い切ったのだから。今ではあのような名実況もすっかり聞かなくなった。
はてさて、どんな結果になるのだろうか。
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