20日(木) 東京芸術劇場 プレイハウスへ行ってきました。
最近、東京芸術劇場へ行く機会が多いです。
通勤経路だから、帰り道に寄る感じになって、ラクチン
今回のハムレットは、内野さん。
舞台を見るのは、久しぶりのような気がするなぁ〜
演出は、ジョン・ケアードだし、出演者は、テレビで活躍されてる面々も多くて、豪華だわ。
それに、キャストが、1人2役やると聞いていたから、さらに楽しみだった
内野聖陽 貫地谷しほり 北村有起哉 加藤和樹 山口馬木也 今拓哉
壤晴彦 村井國夫 浅野ゆう子 國村隼
翻訳が小田島さんではなく、松岡さんだったので、
なんとなく聞きなれているものと、は多少台詞は違っていたかと思います。
(まぁ、私はハムレットを見まくってるわけでもないし、原作を読んでるわけでもないけど
)
舞台が、普通の舞台ではなく、舞台向かって左側にも客席があり、
右側には、出演する役者さんたちの待機場所でもあり、演奏をされる藤原さんが控えてました。
そして、八百屋舞台で、正方形だから、それだけでも、かなり印象が違いました。
ロビーにあった模型を見れば、わかりやすいかな?
舞台の始まりが、例えていえば、ミュージカル「エリザベート」みたいに、
過去へと巻き戻す感じとでもいえばいいのかなぁ〜
前髪を下ろした内野さんは、いつもより遥かに若々しく見えて、ビックリした〜
今まで舞台で見てきた、どの作品よりもね
そして、今まで見たハムレットの中で、冗談が好きな青年で、少し遊んでる感じかな?
どちらかというと、ナショナルシアターライブで見た、ベネディクト・カンバーバッチに近い感じがした。
オフィーリアの貫地谷さんは、相手が内野さんのせいもあって、より初々しく見えたし、
後半違う役の時には、若き青年も、その声ではつらつとした感じがした。
浅野さん演じる王妃は、國村さん演じる王が王位共々欲しかったであろう美しさだったし、
凛とした感じでありながら、息子を思う気持ちは、母親らしさがにじみ出ていた。
私にとっては、二度目だけど、舞台で声が通るのよねぇ〜思った以上に…
楽しみにしていた加藤さんのレアティーズは、立ち姿も素敵なら、
妹を溺愛する様子も絵になるし、内野さんと戦うシーンも、さぞ練習した成果をうかがわせた。
墓堀りと、芝居の座長?をやった村井さんは、本当に美味しい役まわり。
ハリがあってよく通る声を聞くと、他の役でも見たかったと思う。
國村さんが、時々台詞が聞き取りづらかった
私が見てる限りでは、テレビでも、割とボソボソ話す役が多い気がするけれど…
最近は、韓国映画へ出演し、賞もとって、注目度があがってますね。
山口さんの出番が少なめに感じた。
見た目も、声もいいから、もっと他の役をやらせてあげたかった。
北村さんがね、なんとなく今までみたホレイショーの中で、一番あっさりした感じがした。
ハムレットに寄りそう感じが、どこか一歩引いた感じに見えて、
何があっても、付き従う風には見えなかったのよね、私には…
少人数で、色々な役をやりながら、演じられた舞台は、見ていて飽きなかった。
「あ、今度はこの役なんだ」とか、「あ、これもやるんだ〜」と、
舞台装置なんてなくて、ほぼ正方形の舞台しかないけれど、
見ている側の想像力も総動員して、みる感じ。
色々な演出の仕方があるなぁ〜としみじみ思った舞台でした。
まだ、これから地方公演があります。
公式HPは、こちら…
https://www.hamlet-stage.com/
そして、興味深い話もある制作発表の動画があるのは、こちら…
http://entre-news.jp/2017/01/35633.html
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