「楽しい、嬉しい、面白い」という観念は、
いかなる名医、名薬にも優る。
「マザー・テレサを探すなら、笑い声のする所を探しなさい。そこにはきっと
マザー・テレサがいますよ」。
うす暗いところでちょっと見ると、マザー・テレサはおとぎ話に出てくる魔法使いのお婆さんのようだが、そうではない。
マザー・テレサが背をかがめてのこのこやってくると、まるで磁石のように吸い寄せられて、跳んで行きたくなる。そばによると優しい目の光がまぶしく大きく包んでくれる。日常のつまらないことなど何もかもが雲散霧消して、ホッと安心してしまうのだ。
そのとき彼女のひと言ふた言、どっと笑い声があたりをおおう。部屋全体が明るく楽しくなって元気な光が射す。
光りのあるところでは、明るく温かく安心がある。暗い所は、やがてカビが生え、コケも生え、色々な得体の知れない虫がうごめき始め、ジメジメ、サムザム、常に不安とおそろしさがつきまとうものだ。
人間の心も体も人生も同じなんだよね。
明るくて光りのある所を探すのでなく、自分が光源となればいいんだよ。そうすれば「類は類を呼ぶ」っていうだろう。
人生は心ひとつの置きどころ、自分が光になろうよ。
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