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2017年04月23日23:19

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映画「バーニング・オーシャン」

今日の朝、109シネマズHAT神戸で鑑賞。
実話を映画化した災害パニック映画!

マーク・ウォールバーグ
「バーニング・オーシャン」Deepwater Horizon  

2010年、メキシコ湾沖にある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」
作業中、海底油田から逆流した天然ガスが引火して大爆発に大炎上を起こす。
マイクたちは何とか被害を最小限に食い止め、逃げ遅れた仲間たちを救出しようとするが…


実話で当時ニュースでも大きく報道されたから覚えてます。

主演がマーク・ウォールバーグ
監督がピーター・バーグ

これは3年前に鑑賞した「ローン・サバイバー」のコンビ再び。
この前作も当時に感想日記を書いております。
その「ローン・サバイバー」が良かったと思う方は必見!
もちろん監督はあの「バトルシップ」の人でもあります。

実話の映画化で、特にアクションスペクタル要素がある映画は、
演出脚色次第で決まる。
「ローン・サバイバー」と本作の感想を書くと共通する部分が多い。
実話といえば、やはりラストの結果が見えてる。
そこをどれだけ観客を離さずに見せ付けるか?

最近観た実話物の災害パニック映画で「ザ・ブリザード」があったけど、
それほど面白くも無くつまらなくも無く、実話をなぞっただけで何も驚愕する事も無く終わった。
やはり、映画は映画による見せ方が大事だと改めて思った。
そういう点では、今回の「バーニング・オーシャン」は実に最後までハラハラさせる見せ方をする、
実話であって、スペクタルアクション満点の良作である。

そのピーター・バーグ監督の特徴と言えば、


敵に囲まれ極限状態に置かれた人間の脱出劇。


過去作の「キングダム」も「バトルシップ」も「ローン・サバイバー」に本作と一貫している。
今回の敵はテロリストでもエイリアンでもない、
大爆発に大火災である。
しかし原因は人災である。
昔のパニック物でよくある安全よりお金を優先させてしまう無能な上司の不始末が原因。
これは火災物の名作「タワーリング・インフェルノ」と共通する部分でもある。
単に脱出するだけでなく、命がけで被害を拡大するのを阻止しようとする姿も勇敢。
実際に命を投げうって犠牲になった人もいたり。

とにかく視覚効果が凄すぎる!
これは是非、劇場の大スクリーンで観て欲しい。
今年のアカデミー賞で、視覚効果賞と音響編集賞にノミネートされた事も十分頷ける。
「これ、どうやって撮影したんだ?」
炎を見せる凄い効果としたら「バックドラフト」以来ではないだろうか(実際にそのスタッフが手がけている)

「ローン・サバイバー」でもそうだったけど、
その現場にいる登場人物の生々しい負傷ぶりが伝わってくるようなあの感じだ。
バーグ監督の良さはリアル感。
その場に体現させるような臨場感ある演出が良いし、
やはり、この監督は絵作りが本当に上手いわ!


キャストでは

マイク役のマーク・ウォールバーグ
この役者もこの感想日記では、もはや常連さん。
毎年、主演作は拝見してます。
最近では「テッド2」や「トランスフォーマー ロストエイジ」を拝見、
コミカルなキャラもこなせば、今回のようにシリアスなキャラもこなす幅広い作品に対応する人だ。
あんな事故が起きたら、まず逃げようとしないで逃げ遅れた仲間を救いに行くところはカッコイイ。
実際のモデルの人もそんな人で、現実にもヒーローと呼べるべき人はいるんです。
今年もこの後、バーグ監督と3度組む「パトリオット・デイ」と「トランスフォーマー 最後の騎士王」でまたまたお目にかかるようです。

ハレル役のカート・ラッセル
もう言うまでもないです。昔から数多く劇場でも拝見してきた役者。
結構好きな役者ですね。出演作も大好きなのが多い(ニューヨーク1997や物体Xなど)
災害パニックでラッセルといえば、過去作にあの「バック・ドラフト」があった。
USJのアトラクションでも知られる名作ですね。
それ繋がりの配役なのかな?今回は責任感強い現場の主任役でまた渋かった。
事故起きた時、ラッセルは丁度シャワーを浴びてる時。
そのシーン見て思ったのは、地震や火事が起きた時が全裸だったら本当に嫌だな(笑)
次回作はもうすぐ公開の「ワイルド・スピード ICE BREAK」でこれは絶対観に行く!

ヴィドリン役のジョン・マルコビッチ
役柄が事故の原因を作ったまさに人員より金を優先した酷い奴。
それをマルコビッチを演じるからピッタシじゃないか(笑)
この人、顔が見るからに悪そうな顔をしてる(褒め言葉です)
過去に「コン・エアー」などで見るからに憎たらしい悪役サイラスを演じたし、本人そのものをモデルにした変な怪作「マルコヴィッチの穴」でも確か嫌な人と言われてたり。
この手のキャラ、本来なら最後は酷い目に遭うが、実話通りなのかこっそりと逃げ延びてるのが憎たらしい(現実はそうかもしれない)

マイクの妻役にケイト・ハドソン
この女優さんを見るのは久々かな。
一昨年に「パーフェクト・プラン」で大金持ち逃げ夫婦の妻役で拝見してました。


という事で、
マーク・ウォールバーグとピーター・バーグ監督による実話物映画第二弾も、
「ローン・サバイバー」に続き、これまた見応えのある傑作だった。
災害現場における人間の心理や行動がリアルだった。
映像も凄いが、やはり映画は特に監督と役者で決まる。

と思ったら、今日観た劇場での予告編にこのコンビによる実話物映画第三弾「パトリオット・デイ」が早くも6月に公開?
と言う事は「バーニング・オーシャン」の日本公開がどれだけ遅れていた事か…

次はウォールバーグ×バーグの「パトリオット・デイ」も当然観に行きますので!
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