mixiユーザー(id:8020652)

2017年04月07日00:05

511 view

ミュージカル「花・虞美人」

3/29(水) 赤坂ACTシアターへ行ってきました。

この日は、珍しくマチネに参加しました。
本当は、東京での上演期間が短いから、こなれた辺りの千秋楽くらいに行きたかった。
1度しか見ないから、プレミアムシートでと思ったら、FC先行で落選がまん顔
どうしようかなぁ〜と思っていたら、29日昼は、アフタートークショーが決まったので
イープラスで、プレミアムシートにエントリーしたら、当選わーい(嬉しい顔)
とはいっても、1階J列ですけどねあせあせ(飛び散る汗)
でも、中通路から2列目で、段差があって、ちょうど舞台にいる出演者と同じくらいの目線。
位置も、センターブロック右端から二つめだったから、途中でユナクがかなめさんと一緒に登場するとき、すぐそばで見る事が出来て、ラッキーでしたウインク

主要キャストは、この方々。

演:凰稀かなめ・・・・・・・虞姫
ユナク(超新星)・・・・劉邦
黒川拓哉 (LE VELVETS)・項羽
池田努・・・・・・・・・項羽
松田 凌・・・・・・・・子期
岡田亮輔・・・・・・・・樊噲
石橋直也・・・・・・・・韓信
桑野晃輔・・・・・・・・趙高
今井ゆうぞう・・・・・・宗義
小野健斗・・・・・・・・懐王
奥田圭悟・・・・・・・始皇帝
高橋由美子・・・・・・・呂雉
大澄賢也・・・・・・・・范増

私が見た回の項羽は、池田さんでした。
いや〜背が高いし、見た目もいい、声もいい、殺陣もカッコイイで申し分ない。
おまけに、少年のように屈託ない笑顔の時もあり、男らしい部分もあり、魅力的な項羽でした。

池田さんが髭をたくわえワイルドな項羽とは対照的に、
ユナクは、どこまでも一途に虞を愛し続ける、ロマンチックな一面をもつ劉邦。
長髪で、赤を基調とした衣装のユナクは、とても綺麗だったハート達(複数ハート)

しかし、やはり台詞が言いにくそうだなぁ〜という感じはした。
そりゃ〜そうだよね、現代の言葉じゃないからねあせあせ(飛び散る汗)
「インタビュー」があったから、稽古に参加したのも、少し遅かったせいもあるけどね。
でも、相当頑張った印象はありました。
私が見た時には、セリフを噛みはしなかったからね。

幸福の絶頂で、愛する人を奪われ、死んだと思って、過ごしていたのに、
思いがけず、再会した時の喜びたるや、どんなだろう…
すべてをなげうっても、取り戻し、一緒に生きたいと思うよね。
見ていて、切なかったわ。
そして、恐らくそうなるだろうなぁ〜という展開通りになった時、
まさかと思ったけど、やっぱりぽろっと涙がこぼれたわ涙
少し前に、ようやく見た映画「さらば、わが愛/覇王別姫」のラストを彷彿させた。

印象深いのは、なんといっても、范増が項羽の元を去るときの歌。
終わってから、范増が大澄さんだと知り、本当にビックリ目
全然わからなかった〜
何度か、舞台は拝見していたけれど、時代劇物はなかったせいかな?あせあせ(飛び散る汗)
いやぁ〜、あの歌が一番良かったなぁ。
凄く、思い入れがある歌に感じたんだけど、パンフレットを見たら、
なんと作曲した方も、元々范増が好きなキャラクターだったウッシッシ

もちろん、かなめさんとユナクのデュエットも、素敵でしたぴかぴか(新しい)
同じ曲が、状況によっては、全く違う印象になる曲ですしね。

野望をもった高橋さんも、心のどこかでは、
劉邦の愛を求めている断片がそこはなとなく感じられ、哀れだったなぁ。

かなめさんは、初めて拝見したのですが、長身なうえに、小さな顔。
そして、舞うと、綺麗だったなぁ〜

カーテンコールでの挨拶を見て、お芝居の時とは違い、実に無邪気な印象。
どこか、天然っぽい魅力も持ってらっしゃるような…あっかんべー

アフタートークでは、ユナク(超新星)、池田努、岡田亮輔、石橋直也の4人が登場。
岡田さんが、MCになって、すすめられたけど、
池田さんが、椅子に座るときに、上着の裾が引っかかったら、ユナクが直してあげてた。
「裾さばきを、石橋さんに教えてもらって、少しはうまくできるようになった」と池田さんは言ってた。

岡田さんによれば、石橋さんは、歌舞伎もやったり、多方面で活躍されてる方らしい。
しかし、何がビックリって、去年脳梗塞になり、5ヵ月ほどリハビリをして、今に至ったらしい。
この日は、主治医の方も見にいらしていたそうで、ここまでの回復は奇跡みたいとの事。
いやぁ〜そんな事はみじんも感じなかったし、滑舌はしっかりしてたし…
ブログを読むと、どれほど辛かったは想像に難くない考えてる顔

石橋さんのブログです
http://ameblo.jp/naoto-ishibashi/entrylist.html

池田さんは、項羽役をとても楽しく演じてるけれど、唯一虞との恋だけは成就しない。
もちろん、虞は項羽を選んでくれるけれど、心は劉邦だから…それだけがもやもやすると…
うーん、もやもやという表現じゃなかった気がするなぁあせあせ(飛び散る汗)
消化不良というか、心残りというか…とにかく、残念って感じ?

ユナクは、「2年前、RENTというミュージカルに出て、
あれは音楽中心だから、日本語は大丈夫で…
次はプリシラで、ゲイでドラッグクィーンの役で、それもまぁ大丈夫だったけど、
今回は、見た事ない言葉ばっかりで…
日本語の台詞とか100%満足してもらえないかもしれないけれど…
観にきてくれるファンの皆さんに同じものは見せたくなくて、色々チャレンジしてる。
ブロードウェイに観に行っても、英語はわからないけれど、
俳優の方が心をこめて演じてると、伝わってくる。
自分も、そんな風に演じられたらと思ってます。」

うんうん、それはちゃんと伝わってきたよ。
だって、見ながら「この調子でいくと、私は泣かないなぁ」と思っていたのに、泣いたからねぇ〜
しんみりするとは思ったけどね。

岡田さんも、「韓国の方なのに、日本で、中国のお芝居をやってる」と言ってたからね。
いくら、ユナクが日本語達者でも、やっぱり母国語以外で、お芝居するって、並大抵じゃないよね。
まして、バウンサーの撮影、インタビューの出演、そして、花・虞美人。
あまりにも立て続けというか、重なりすぎていて、正直、声の調子は良かったとはいいがたい。
でも、うまく声を出していたように思う。

そうそう、石橋さんだったかな?
「とても、綺麗な目をしていて、素直」だと…
それをうけて、池田さんも、
「本当に綺麗な目をしていて、見ていると吸い込まれそうになる」だったかな?
そんなようなニュアンスだったと思うあせあせ
そしたら、岡田さんが「また、裏・虞美人の話が出来ちゃいますね」みたいな事を言ってた。

あとは、ユナクは「みんなの衣装は薄いのに、自分だけ、暑くて、汗が流れてくる。」と…
池田さんも触りながら、「ペルシャ絨毯みたいだよね」と言ってた。

夜の部もあるから、あっという間に終わったアフタートークショーだったけれど、満足わーい(嬉しい顔)

まだ、名古屋と大阪があるもんね。
ユナクは、その合間に、ソンジェと一緒にリリイベがあるしね。
それが、終わったら、いよいよ2年ぶりの「RENT」の稽古かな?
全国公演もあるし、大変だけど、途切れなく仕事があるのは、ありがたい事だよね。
にしても、東宝さんも、全国公演とは強気だわ〜

花・虞美人の公式HPは、こちら…http://www.hana-gubijin.jp/
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年04月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記