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2017年03月29日00:05

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韓国ミュージカル「INTERVIEW〜お願い、誰か僕を助けて〜」

3/3(金)と5(日)に、Zeppブルーシアター六本木へ行ってきました。

去年、京都で初演だった韓国ミュージカル「インタビュー」が、ようやく東京でも上演になったから…
確か、京都の後に、秋にソウルの大学路で、ヨンギさんやイム・ビョングンさんも出演していたけれど、
なんせ、ジュンス入隊前で、がま口財布に、別途韓国へ行く余裕なんて、ありませんでしたあせあせ(飛び散る汗)

日本公演は、やはり日本で知名度があり、集客が見込まれるキャストが選ばれますが、
東京公演は、京都公演に引き続き、ユナクとソンジェ、そして、イ・ジフンがシンクレアに選ばれました。
先生役は、イ・ゴンミョンさんと、「デスノート」初演の先生役だったイ・ソングンさん。

去年、京都公演を見てきた友人に内容は聞いていて、かなり重めの内容だし、
チケット代金もお高めなので、ユナクの回を1回だけにしました。
プログラム付の方が、良席になるかと思い、チケットを購入。
予想通り、センターブロック6列で、見やすかったから、ラッキーグッド(上向き矢印)
そして、プログラムはランダムに、ユナクのサイン付との事だったのですが、
5つくらいの山のうち、上から好きな1冊を取りました。
ペラパラめくっても、ユナクの写真の所にもサインはなく、「そんなもんだよねもうやだ〜(悲しい顔)」と思ってました。
トイレを済ませ、荷物を整理しようと、プログラムを一旦出したら、見覚えのあるものが…
そう、私が表紙だと思っていたのは裏で、本来の表紙にユナクのサインがありましたわーい(嬉しい顔)
嬉しかったなぁ〜ムード

さて、お話ですが…いつか見る方のためにも、多くは語れませんが、
韓国ミュージカル「ブラック・メリーポピンズ」や「シャーロック・ホームズ2〜ブラッディ・ゲーム」
に通じるものがあります。
ミステリーと幼児虐待が含まれています。
このミュージカルには、更にもうひとつ多重人格が加わります。

日本ならば、映画やテレビドラマでしか扱わないであろう「虐待」の部分を
舞台作品の題材に持ってくることが、韓国は多いような印象が、個人的にあります。

もっとも、その根底にあるのは、「子供へは、愛情をそそがなくてはいけない」という思いなのだと、解釈しています。
「もっと愛してもらっていれば、こんな事は起きなかった」という事かと…

このミュージカルは、3人しか出演しません。
そして、プログラムに、音楽を担当した方が
「音楽が邪魔にならないよう配慮した」というように、その分楽曲が難解に思えました。
お芝居の内容が内容だけに、決して耳なじみのよいメロディではなかった考えてる顔
そして、それは、出演者にとって、歌いやすいとも思えなかった。

今まで見た、韓国の創作ミュージカルは、メロディラインが単純じゃないのが多い。
なんというか…ポップじゃないというか…

デスノートで、グァンホさんに負けず劣らずの美声を聞かせていたイ・ソングンさんは
体調が悪かったのか、この作品へ初参加だったせいか
同じ人には思えなかったなぁ、最初は…

帰り道、近くにいた人が「ゴンミョンさんと違って、オペラ歌手みたいな歌い方ね」と言ってたっけ…

初日に、ソンジェの回を見た友人にリピーターチケットを買ってもらいました。
そう、どうしても京都でも一緒にやって、息があってると思われるゴンミョンさんの回も見て、
どう違うのかを見比べてみたかったから…

やはり、初めてじゃないせいか、ユナクもやりやすそうに見えた。
そして、ゴンミョンさんの方が、なんとなく、精神科医として、しっくり来た。

ユナクはといえば、ソングンさんとの回は、風邪をひいていたのか、体調がいまひとつに思えた。
歌は歌ってたし、演技もシンクレアになっていたけれど、なんとなくね。
まぁ、会場の入りが、金曜日の夜のせいか、半分くらいだったからなぁ。

それに比べて、千秋楽は、終演後に全キャスト登場して、お見送りもあったせいか、
満席だったし、再びタッグ組んだゴンミョンさんとのせいか、違っていたなぁ。

「RENT」や「プリシラ」をやったせいか、演技が繊細に思える。
ユナクのシンクレアも見た友人がいうには、「ソンジェのジミー(役柄のひとつ)は、凄く怖かった」
との事。
そう、色々な人格が出てくるのですが、ユナクの場合は、
人格の変化が、とてもゆっくりと変わっているのだと思う。
瞬時に変わるというより、目に見える速度で、すーっと変わっていく感じかな?

きっと、ソンジェは激変なんだろうなぁ。
できれば、ソンジェも見たかったし、イ・ジフンさんのも見たかったなぁ。
ジフンさんは、ルキーニや、ローラも見ていたから…

息をこらしてみる感じで、見ていて、切なくて、可哀想で、やりきれなかった涙
子供は、親を選べないし、当然ながら、兄弟姉妹も選べないし…

色々と考えさせられる作品でした。

終演後の挨拶で、ユナクが「スタッフと大学路へいっぱい行って、この作品なら
日本の皆さんに伝わるものがあると思ったんです。」と言ったしね。

シンクレアは多重人格だから、いくつかの役を演じるから、
俳優さんにとっては、ハードルの高いチャレンジだと思う。

そうそう、女性キャストは、キム・ジュヨンさん一人なんですが、
とても小柄で、キュートでありながら、時に冷酷な感じで、熱演でした。
3人のシンクレアと共演も、きっと大変だったかと思います。

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