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2017年03月27日16:29

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地検に出頭した朴槿恵氏の姿「これは喜劇か」“ライブ”はまだ続く

 下記は、2017.3.27 付の【ソウルからヨボセヨ】です。

                      記

 ソウル中央地検に出頭した韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の姿を見て「これは喜劇か」と思った。3年前に産経新聞ソウル支局の加藤達也元支局長が同地検に出頭したときを思い出したからだ。

 加藤元支局長は朴氏の名誉を毀損(きそん)したとして告発された。在宅起訴され、被告人として無罪判決を受けるまでの1年4カ月、韓国で“さらし者”にされた。「お上の意向でここまでやるのか」と同僚の姿に胸を痛め、当局の冷酷さを感じた。

 ところが今回、その大統領が罷免され、同じ場所に出頭し、取材対象となった。どう見てもさらし者だ。報道関係者の数も加藤元支局長の時より多い。

 加藤元支局長の初公判後、右翼団体のメンバーが寝そべり、加藤元支局長が乗っていた車が裁判所から出るのを妨害した。今回は朴氏の自宅前で、出頭させまいとする朴氏の支持者が路上に寝そべる騒ぎがあった。脇役は今回も健在だ。

 事情聴取を終え朴氏が帰宅した際には、大勢の支持者が韓国国旗を振って出迎えた。罷免されたのに、まるで再度、大統領選挙に出馬するかのような熱気と雰囲気。喜劇のようだが、韓国での現実の出来事だ。

 朴氏の逮捕を含む検察の判断は間もなく出る。予断は許さない。昨年10月末から続く朴氏を主人公とした“ライブ”は、しばらくは続く。(名村隆寛)

 http://www.sankei.com/column/news/170327/clm1703270008-n1.html
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