ヘッドホンアンプ実験（11）製作編　完成

　最終ケース組み込み過程で、オペアンプLME4726が壊れたが、再びこの表面実装MSOP基盤を組み立てる気力が湧かなかったので、妥協してDIPのOPA2350をそのまま載せることにした。
16Ωヘッドホン負荷時のピーク電圧は２Vp-pと小さくなるが実用上は問題ない。
16Ωヘッドホン負荷時10kHz矩形波の出力波形は綺麗で周波数特性は優れている。

　音はカッチリしていて正確な音という印象。
リファレンスモニターとして目的は達している。

　電源は充電式バッテリーによることとして
１．電源コードを無くしアンプを手元で使う上で使い勝手を上げた。
２．AC電源から入るノイズを排除した。

バッテリー交換をやり易くする配置にした。
バッテリーの消耗を少しでも低減する為に
電源スイッチはパワーランプが無くても電源ON状態が分かるものにした。

ケースはタカチ アルミケースMB2 を使った。大きさ、5cm:7cm:10cm。
フロントパネルはアクリル板クリーム色。
ボリュームの操作子はフロントパネルに合わせて、これまでのコレクションから選んだ。
フロントパネルの文字は操作は見れば分かるので入れていない。