『We are X』滑り込み鑑賞。

そろそろ終了、な気配なんで
仕事終わりに鑑賞に。

やー、ヤバいね。
知ってる話しが殆どだけど、
矢張り来るべきもんが来ると
泣ける。

でも、劇場で観て良かったな、と
思うのは、同様に泣いてる人の
声とか聴こえて来て、それが
自分が「泣ける」ポイントで
なかった時だった。

それぞれにそれぞれのXがあるのだ。

ただ、矢張り自分には特別なバンドなんだ、
という事も改めて再認識したし。
別に自分にも興味ない音楽も嫌いな
バンドもいるし、それと同じベクトルを
自分の好きな音楽にも向けられる、
という事は当然の常識だ。

だがしかし。

Xだけは。

「イジられる」とイラっとすんだよね。
ソウルフラワーの中川が再結成した
Xをライヴでバカにした事があったが、
その時に感じた憎しみのようなものが
今回の映画で言語化されたような
気がした。

「テメェに何が分かるんだよ！」と
絶対に普段の自分からは出てこない筈の
言葉を云わせる何か、が。

今回涙腺崩壊ポイントは多々あったが、
発言の絶対量が少ないパタちゃんが、
云った「（YOSHIKIは）そんなヤワ
じゃないからね」の言葉の強さ、裏打ちする
信頼の形に、ボロボロ泣いた。

このバンドが好きで良かったよ、ホントに。