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2017年02月23日22:11

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謎に包まれる北朝鮮人の生活 クアラルンプールのコリアタウンで韓国人男性は言った…「北朝鮮人は互いに監視している」

 下記は、2017.2.23 付の産経ニュース【金正男氏殺害】です。

                       記

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の殺害場所となったマレーシアは、北朝鮮国民がビザ(査証)なしで入国できるため、北朝鮮にとって東南アジアの主要な活動拠点になっていたとみられる。多数の北朝鮮人が在留しているとみられているが、その生活の実態は謎に包まれている。(クアラルンプール 岩田智雄)

 クアラルンプール郊外にあるアンパン地区は、韓国人らが飲食店や商店を営む「コリアタウン」だ。その一角にある焼肉店を経営する韓国人男性は「北朝鮮人は、仲間内だけで生活しているから、外食にもまず出かけない。たまに買い物に来ることがあるが、1家族が単独では行動せず、2家族以上で連れ立ってくる。互いに監視しているそうだ」と語った。また、「向こうから話しかけてくることはないし、こちらからも怖いから声をかけることはない」と話す。

 北朝鮮人は7、8年前に特定のアパートに集団で住んでいたというが、現在の所在は判然としない。男性は「20家族、50人前後がクアラルンプールに住んでいると思う」と語った。

 会社事務所で働いていた韓国の男性ビジネスマンは「北の人と話をしたら韓国大使館に叱られ、もし接触したら大使館に報告しなければならないと聞かされている」と説明。商店で買い物をしていた韓国人男性は「ここに住んで2年になるが、北朝鮮人には会ったことがない。どこで働いているかもさっぱりわからない」と首をかしげた。

 今回の事件で逮捕された北朝鮮国籍の男、リ・ジョンチョル容疑者の自宅はクアラルンプールのアパートにあるが、その生活を知る人はほとんどいないようだ。

 ロイター通信によれば、リ容疑者が借りていた部屋の相場は1500〜2千リンギット(約5万円)程度とみられ、中間層向けという。

 リ容疑者と3年以上前に知り合い、会社で雇用した形にしていた現地薬品企業の男性によれば、リ容疑者は同社情報技術(IT)部門の「製品開発責任者」。月給5千リンギット(約12万5千円)との文書を作成して、就労ビザが取得できるよう手配した。ビザは2016年6月に一度更新されたが、同社で実際に働いたことも給与を受け取ったこともないという。男性はリ容疑者について「どのように生活し、カネを得ていたかは知らない」と話している。

 http://www.sankei.com/world/news/170223/wor1702230007-n1.html
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