よませ温泉スキー場+X-JAM高井富士+やまびこの丘

本日お邪魔したのはよませ温泉+X-JAM高井富士+やまびこの丘(長野県)。
■やまびこの丘は2018シーズンで廃業。


この3カ所のスキー場はゲレンデ同士が連絡しており、共通券を購入すればどこのゲレンデも滑れるのです。
本日の天候は曇りのち晴れ
事前の予想では1日雪だったんだけど、全然違うね
昨夜は吹雪いていたように見えましたが、朝起きてみると新雪は1cm程度積もっている程度で、本格的に積もったとは言えないコンディション。
ゲレンデベースでは雪を踏むと「ザクッ」って音がして、雪質は期待出来そうにない。
ここで片栗粉を踏んだような「キュッ、キュッ」って音なら理想的なんだけどね。

まずお邪魔したのはよませ温泉スキー場。
事前情報ではスキーヤー御用達のゲレンデで、曇ってるし、雪質は悪いし全然期待せずに訪れたゲレンデです。
ところが蓋を開けてみてビックリ
結果として凄く楽しめたスキー場でした

よませ温泉は確かにスキーヤー比率が高く、しかも競技志向が高いスキーヤーが多かった。
スピードを出すために風の抵抗を少しでも減らせるようなスキーウェアを着たおじさんたちがうようよいるスキー場です。
しかも今日はなんかの大会があるのか、ゼッケンをつけたスキーヤーでいっぱいでした。
まぁ大会に出るような人達なんだから当然上手。
みんなキレイなフォームでバンバン飛ばしてます。
それを見ただけでこっちもテンション上がりますね

このスキー場のコースはこんなイメージです。

特にメインクワッドからリピートできる「高社山ゲレンデ」は非常に気持ちよかった。
1500メートルぐらいのワイドな1枚板のコースで、しっかりと圧雪してあり凹凸もない。

普通ならちょっと退屈になりそうなレベルのコースだが、斜度がいい感じにあってスピードを出すことができるんだよ。
しかもここはスピードを出すと自然にエッジが立つようなフォームで滑れるみたいで、みんな良いフォームでぶっ飛ばしてる
なんか自分が上手くなったような錯覚に陥ることが出来るゲレンデだと思います。

お昼からは一時晴れたのでその時に写真を撮ったけど、眺望もとっても素敵だ


リフトはフードや足置きが付いてないのがマイナスポイントですが、移動速度は速くストレスがたまるようなリフトではなかったよ。


次にお邪魔したのは「X-JAM高井富士」。
ここは事前情報ではスノーボーダーの聖地と呼ばれるぐらいのボーダー向けのゲレンデとのこと。
否が応でも期待が高まります

X-JAM高井富士はこんな感じでした。
かなり本格的なハーフパイプ。

初級者コースで座り込んでるボーダーが多数。

グラトリしながら滑るのが主流のようです。

分かるかな？
スキーヤーはほとんどいないです。
よませ温泉スキー場と完全に棲み分けできてますね。

ゲレンデも完全にボーダーを意識した造りでした。
流れている音楽はデス系のハードロック、ゲレンデベースではタバコすいながらモンスターエナジーを飲んでいる若もの多数、女子達は滑りに来た人よりウェアを見せに来た人が多そうな、いかにもスノーボーダーってイメージの若い男女のためのゲレンデだ。
滑るというよりは飛んだり回ったりするための「パーク」と言った方がいいかもしれないね


そして最後にお邪魔したのはやまびこの丘スキー場(2018年より休業中)。

X-JAM高井富士と連絡しており、X-JAM高井富士の人の多さにうんざりして訪れたここ。
土日なのにメッチャさびれてます

そう。このゲレンデ群は上手く棲み分けがされており、遊びたいボーダーはX-JAM高井富士へ、気持ちよく滑走したいスキーヤーやフリーランボーダーはよませ温泉スキー場に行ってしまうのだ。
やまびこの丘スキー場はとても中途半端な印象を受けました。

コース長も短いし、コースバリエーションも少ない。

ゲレンデも圧雪が甘いのか、下部は雪の塊がゴロゴロ落ちている感じだし。

小さなパークもあったけど、そういうので遊ぶ人はX-JAMに行くでしょう。
ただ人が少ないので、大量降雪があった翌日とかでもすぐにゲレンデが荒れないかもしれないね。



オマケ。よませ温泉のポールコース。
ボードでアルペンっぽく滑ってみた

うん、全然滑れてない(笑)
やっぱりスキーヤーはすごいね。