後楽園ホールで全日始めしてきました。
開幕戦のためJr. BATTLE OF GLORYの入場セレモニーを実施。期待の若手から経験豊富なベテランまで2ブロック10名のメンバーがエントリーしています。
Jr. BATTLE OF GLORY Bブロック公式戦
田村和宏対丸山敦
HEAT-UPを率いる身として、そしてアックスボンバーズの一員として期待される田村選手が公式戦初戦に登場。丸山選手との技巧派対決はなかなかの好カードです。
短期決戦狙いの田村選手がクイックを連発しますが、クリアした丸山選手はハイキック→タイガードライバー。淡々と進めるようでいて、さらりと鉄柱越えダイブで見せ場を作るなどオールラウンダーぶりを発揮します。
田村選手はウルトラタイガードロップやミサイルキックと躍動感のある動きで対抗。丸山選手はミノルスペシャルを回避するとTAJIRI公認バズソーキック、田村選手はアックスボンバーでダブルダウンに持ち込んでからおかえしのバズソーキック。タイガーSHを堪えるとジャンピングハイキックから今度こそのミノルスペシャルでタップを奪いました。
試合時間は短かったものの、濃密な攻防で沸かせました。
Jr. BATTLE OF GLORY Bブロック公式戦
中島洋平対青柳優馬
ジュニアの新戦力として期待される青柳選手はタオルを振り回し、アモーレとは一旦離れてジュニア戦線に復帰した中島選手はハイタッチしながら入場。
静かな展開も中島選手がコントロールしていき、場外戦では鉄柵にセットしたところにエプロンからミサイルキック。青柳選手のランニングエルボーも単発に留め、クロスボディをドロップキックで撃墜してダイビングフットスタンプと攻撃の手を緩めません。
青柳選手はロックスターバスターを読まれてもハイキックをかわすとロコモーションジャーマンで反撃。中島選手がキックで追い込みを掛けても跳後廻蹴だけはかわし、クイックの連続から回転足折り固めでニアフォール。これを返されても一気にロックスターバスターを決めて鮮やかに逆転勝ち!!長身を活かした新兵器でサプライズを起こしました。
中島選手の計算を狂わせた青柳選手の成長力。昨年はなかなか思うようにいかずに試行錯誤していましたが、やはり悔しい日々をムダにはしなかったようです。もう一丁があっても不思議ではないかと。
Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦
岩本煌史対竹田誠志
スポルティーバから全日本プロレスに移籍した岩本選手は竹田選手と対戦。
立ちあがりはグラウンド中心の展開に。ロープワークから小バカにする態度に出た竹田選手に対して、岩本選手はランニングエルボー一閃。たまらずエスケープした竹田選手ですが、岩本選手がのぞきこんだ瞬間にリング下から取り出したイスで脳天を一撃!!
竹田選手はオートン式DDTから悪童ぶり全開で手玉に取り、岩本選手が変則ロープワークからショルダータックルを決めても孤高の芸術をガードするとフロントネックロック。後頭部へのエルボー→ターンバックルへのジャーマンやロッキンポ、ジャーマンSHと畳み掛けます。
劣勢が続いた岩本選手ですがリバースUクラッシュを踏ん張り、孤高の芸術と見せかけてニーアッパー。怯まずにスピアを狙った竹田選手にカウンターで孤高の芸術を炸裂させるとガッチリ押さえ込み、移籍後初勝利を掴んでみせました。
優勝候補の一角からの勝利は自信につながるはず。これからの公式戦も格上ばかりですが、岩本選手はなにかやってくれそうな雰囲気を纏っています。
Jr. BATTLE OF GLORY Aブロック公式戦
石井慧介対田中稔
世界ジュニア王者・石井選手の初戦は実績から優勝にもっとも近い位置にいるのではと思われる稔選手。数多くのベルトやタイトルを手にしながら、なぜか全日のジュニアリーグ戦だけは縁がないというジンクスを打ち破る気満々でした。
石井選手が野球チョップで均衡を破りますが、稔選手はすかさずローキック→低空ドロップキックから徹底したヒザへの一点集中攻撃。これに対して石井選手は
エプロンでのネックブリーカードロップから首狙いで応戦します。
稔選手は石井選手の勢いに飲み込まれることなく、隙をついては関節技で捕獲。アンクルホールドは長時間決まっていましたが、石井選手は執念でロープにたどりつきます。
石井選手は攻められながらも決定打を許さず、ハイキックにはサマーソルトダブルニーやニーアッパーで対抗。持ち前の思い切りのよさを加速させていき、最後はタイガーSH →高角度ダブルアームDDTで振りきりました。
まだ世界ジュニア王者としての認知度は決して高くはない石井選手ですが、内容で引き付けていくことで支持を得られるようになるでしょう。王者として狙われる立場なのも逆にチャンスかもしれません。そして試合後には大きなコールで称えられた稔選手もこのままでは終わるはずもありません。
開幕戦らしく波乱アリ、白熱の勝負アリの充実した内容に。全日ジュニア再構築に向けて明るい材料が感じられました。
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