イオンシネマ板橋で藤井道人監督、横浜流星くん&広瀬すずさん主演の人間ドラマ「汝、星のごとく」を鑑賞してきました。
美しい海と空が広がる瀬戸内のとある島。スナックを経営する母と一緒に京都から島の高校に転校してきた青埜櫂はこの島で生まれ育ち母と暮らす井上暁海と出会い、似たような境遇に同士と認識。惹かれ合って恋に落ちるまで時間はかかりませんでした。
しかし漫画原作者になるという夢がある櫂が卒業後の上京を決意したのとは対照的に、精神的に不安定な母を1人に暁海は大好きな刺繍を仕事にしたいという願いを胸に秘めたまま島へ留まることを決意します。
物理的にも精神的にもすれ違いはじめる2人、運命の糸に15年に渡って翻弄されることになるのでした。
物語は2人の17歳から32歳までが軸になっていますが、前半の高校生パートが2人とも思ったほど違和感がないのがまた………このカップリングは3回目ですが、ハッピーエンドとは無縁どころかハードな結末ばかり。そして今回もまた然りでした。
ちょいワル高校生の櫂が漫画家として成功して金銭感覚がバグる→転落してやさぐれて病魔に倒れると波乱万丈すぎる櫂が流星くんの憑依っぷりで凄まじく、暁海=広瀬すずさんの圧倒的なヒロイン力も際立っていました。
瀬戸内パートと東京パートで見守る立ち位置に長谷川博己さんと濱田岳くんがいるのは絶妙だなと。松村北斗くんがゲイキャラというのもインパクトあるし^^;
そして毒親×2の木村佳乃さんと尾野真千子さんの毒々しさときたら………不倫相手の石田ゆり子さんが一番まともという有様ですからね。なにげに東京パートの主な舞台が高円寺だったのも良かったです。
病院で目覚めた櫂の前に暁海がいる場面、ベタなんだけどそこから束の間の幸せを経て花火を見る願いを叶える流れは胸が締め付けられる思いでした。
これは傑作!!ぶっちゃけお涙頂戴ものは基本的に観ないのですが、素晴らしいキャスティングで見応えありまくり。非の打ち所がない作品に仕上がっていました。
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