懐かしい病院

ちょっと探しものがあって、遠めの100円ショップに足を延ばした。
こっち方面に来るのは久しぶりで、そういえば子供たちが赤ちゃんの時、こっちの方の小児科に車で通ってたなぁと思い出して寄ってみた。

おお！きれいになってる！
前の医院のところは薬局になって、裏手に北欧風の病院が新しく建っています。
HPを調べてみるとお世話になったおじいちゃん先生は名誉院長として現役のご様子。
そして甥っ子の後継ぎができたようです。

思い出してみれば、この病院は本当に居心地がよかった。
先生も看護婦さんたちも、薬剤師さんたちもみんな優しく、赤ちゃん連れで周りに迷惑をかけないか、泣いてうるさくしないか、ぴりぴりしていた私にフレンドリーに声掛けしてくれて安心感を与えてくれました。
先生自身が私の話を大事そうに聞いてくれて、新米母の私をやさしく包み込んでくれるようでした。
そして、娘の喘息発作に気付いて早急に対応して大学病院を紹介してくださり、すぐにいけるように手配してくださったのでした。
大学病院に通うことになり、ちょっとずつこの病院から足が遠のいていきましたが、私が母として子供の病気にどういう対応をするべきか、病院に通う場合、どう気をつけたらいいのかを教えてくれた思い出深い大事な病院です。

HPを拝見するかぎり、皆さんまだお元気そうでうれしいです。
うちの子供たちはこの病院のこと覚えてるだろうか。小さすぎて無理かな？
いつか、子供たちを連れてお礼のご挨拶にいけたらいいなぁと思いつつ、懐かしむ心がきゅっとするのを感じつつ戻りました。

帰り道ではジャムおじさんのようなおじさんがいる美味しいケーキ屋さん、ぱりっと香ばしい瓦せんべいの工場直売のお店、昔ながらの豆腐屋さんのおからドーナッツと、ついつい買い込みすぎと思いながらお土産を買いました。

今日、子供たちと病院の思い出をおしゃべりしながら美味しくいただきたいと思います。