思考

気が付いたら夜になってた。
仕事が嫌で、しんどいの我慢してただ休みを待ってるようなもんだけど
休みが来てもほとんど寝てるからあんまり意味ないなって思う。


マイクラで、フラッと花を摘みに手ぶらで出たら拠点を見失った。
迷子になって
「まあまた一から作ればいいか。ゲームは何度でも０から始められて良いなぁ」
と思ったけど結局以前掘った溝に沿って歩いたら２時間くらいで戻ってこられた。

YouTubeで「辛い時」検索したら大分胡散臭い緩い自己啓発セミナーの講演会録音
みたいなのがあったのでそれを聞きながらマインスイーパーしてた。
涙が止まらなかった。
別にその人に傾倒しようという気は起こらないんだけど
話が上手だなぁと思った。
こんな風に自分の考えた事を相手にわかりやすく話せるなら楽しそうだなぁ。
私は「話せ」って言われると頭の上から恥ずかしさが湧き出てきて全身ビショビショになるから
全然話せないんだけど。
でもこう、文章にするとすっごい饒舌になるんだけど。
なんだろうね。「辛い」時はこういうふわふわしてることを聞くと楽になるね。
お釈迦様の説法とかも好きだけど。
私たちは、人として一番基本的な事が何かを時々忘れてしまうから
「なんだそれでいいんだ」って教えてもらえると安心するのかもしれないね。
神様の前に人は皆平等です。


でもまあ泣いている場合ではない。
泣きすぎて何で泣いていたのか、辛かったのか忘れちゃった。
サワー片手に手羽先を死ぬほど食べたい。
じゃなくて、うん、昨日のカウンセリングで
「私には自分を演れる力がない。ごめんなさい」
と言っていたのを思い出したから、不甲斐ない自分を謝ってたんだけど
元気がないのに元気を出そうとするなんかが辛かったんだと思う。

発達障害ってなってから「いつか障害の分野でなんか役に立てればいいな」って思ってた
あと障碍者のスターになってちやほやされたいとも思ってた。
講演会、良いねぇ。私の話聞きたいって人がいっぱいいるの。
自分の実力ならよくわからんけどいい感じになるという根拠のない自信。
「努力すれば出来るんでしょ？楽勝」
でもその「努力」を０から始めるのは他ならぬ私である。

焦りが湧いた。
私は自分の人生を大分楽観視しているけど、ぶっちゃけもう手遅れなんだよね。
あなたの楽観的な未来を実現させるにはたくさんの努力がいるの。
でもね、今何もできない。今何も見えてないし、生きるのにいっぱいいっぱいだから。
私もそれで「しょうがない」と納得している。
ただ、この先胸の中にほんの砂粒ほどでも何か見えたり理解出来たら
もう「力がなくてできない」という言い訳は通らなくなる。

力がないのは辛いことだけど、余計なものを見ないで済むから安定するのかも。
今の私は人生の半分以上を見ていない。
これから。私の胸に砂の粒が少しずつ溜まっていくとして
私が感じるのは焦りだと思う。
何もできない自分に、出来ることがある事に気が付いて、出来ることはどんどん増えて
やらないという選択肢を取る自分に焦る。
夏場の私が焦ってるのはそういうことなんだろうか。
ちょっと、出来る範囲で良いから、実行していけたらいいね。


泣いたらお腹が減ったよ。