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2017年01月16日15:29

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「その男、凶暴につき」、「微笑みに出逢う街角」

 …最強寒波の寒さ、かよ〜〜〜。やだなぁ。夕方から出掛けなくちゃならないのにぃ。(泣)

 午前中、ビデオで北野武監督の「その男、凶暴につき」と、エドアルド・ポンティ監督の「微笑みに出逢う街角」の2本を観ました。

 メシ喰って一服したら、もう2時だ。…夕方4時頃になったら虎ノ門に向かわなくちゃならない。
 午後6時半から虎ノ門ニッショーホールで林弘樹監督の新作映画「惑う」の試写会である。…うぅ、寒くてヤだなぁ。



 ☆「その男、凶暴につき」(1989)監督 北野武 出演 ビートたけし、白竜、川上麻衣子、佐野史郎、芦川誠、吉澤健、原吉実、平泉成、音無美紀子、岸部一徳

 我妻諒介は犯罪者を追いつめるためには暴力の行使も辞さない凶暴な刑事。その行き過ぎた捜査と粗暴な性格から、勤務する港南警察署内でも危険人物として敬遠されていた。
 そんなある日、港で麻薬の売人、柄本の惨殺死体が発見される。我妻は相棒の若い新人刑事、菊地を引きつれ、例によって殴る蹴るの暴行すら厭わない強硬な手段で捜査を続けるが……。


 タケシの記念すべき “ 初 ” 監督作品です!

 これは、面白いわ。…なるほどねぇ、いわゆる “ タケシ映画 ” のエッセンスがすべて詰まってる感じですわな。

 タケシの傍若無人っプリに、快哉!!!

 ……いちばん怖いのは、菊地だね。


 『どいつも こいつも キチガイだ』



 ☆「微笑みに出逢う街角」(2002)監督 エドアルド・ポンティ 出演 ソフィア・ローレン、ミラ・ソルヴィーノ、デボラ・カーラ・アンガー、ピート・ポスルスウェイト、クラウス・マリア・ブランダウアー、マルコム・マクダウェル、ジェラール・ドパルデュー

 足が不自由な夫と暮らす主婦オリビア。彼女は夫と穏やかな毎日を送りながらも、密かに芸術の都フィレンツェへの想いを断ち切れずにいた。
 有名なフォト・ジャーナリストを父に持ち、自身も戦場でのスクープ写真で「TIME 」誌の表紙を飾り、華々しいデビューで将来を嘱望されるナタリア。しかし、戦場での悲惨な出来事は、彼女の心に重くのしかかっていた。
 チェロ奏者として活躍するキャサリン。夫や娘と離ればなれの生活が続き、家族のミゾは深まるばかりだった。
 それぞれに悩みを抱えた3人の女性たちは、やがて自分の居場所を求めて一歩をふみだす……。


 イタリアの名女優ソフィア・ローレンの、出演作品100本目の記念となる作品です。
 監督は、彼女とイタリアの大プロデューサー、カルロ・ポンティとの間に生まれた息子エドアルド・ポンティ。彼の監督デビュー作となります。

 原題は “ Between Strangers ” 、「他人の中で」とかいう意味ですかね。…邦題のように “ 微笑み ” とは縁遠い話しなのですよ。
 むしろ暗くって、憂鬱で、地味〜な映画です。

 それぞれに苦悩を抱えた3人の女性のエピソードが描かれますが、ドラマの中で交錯することはありません。
 苦悩の質も内容もまったく違うし、 世代的にも違う3人ですが、ラストの空港の待ち合い室のテーブルでの彼女たちの笑顔にホッとします。

 “ 償い ” とか ” 赦し “ とか” 責任 “ とかの言葉が、じわじわ〜〜〜っと沁みてくるような映画でした。


 『優しくしなさい。
   人は皆、人生の戦いを
        生き抜いていく』



 …さて、ぼちぼち試写会に出掛けるか。

 
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