「注意」なんて一言も書いてなかった

実際に国民生活センターのその文書をみたけれど、
これはマスコミがつけた尾ひれでしょ？
別に毒にも薬にもならないものだし、
もともと水素水なんてものについて明確な定義も、
根拠となる薬理作用もないのよ。

つまり、飲料水として販売するに問題のない品質で、
飲料水として売ることについて、法に触れることなんてないわけ。

ただ、その直接の広告がギリギリだったり、
ホームページには効能と受け取られかねない文書があったりで、
消費者に期待を抱かせるような表現になっていたわけですよ。

国民生活センターのホームページを見て頂ければ、
「注意」とか「気をつけましょう」なんてお知らせが多い中、
この水素水に対しては、おもしろいことにそういう言葉が見当たらない。

つまり、注意するほどのものではない。
効果にも根拠がない。誇大広告や法に抵触する恐れがあります。
そういうことです。

「販売元等のホームページや直販サイト、商品のパッケージに、飲用により健康保持増進効果等があると受け取れる記載がありました。医薬品医療機器等法や健康増進法、景品表示法に抵触するおそれがありますので、事業者に対し、表示の改善を指導するよう要望します。」

結局それだけのこと。
頭で考えて、これを飲料水として飲んで、
何らかの効果があると考えるほうが非科学的。

うちの職場にも水素水サーバーがあるので、
お茶が切れたらたまに飲んでるけど
まごうことなき『ただの水』ですよｗ

水に溶ける溶存水素濃度なんてたかが知れてるし、
もともと大量には物理的に溶けないもんです。
水素水をコップにあけたら、サイダーほどではないけれど、
コップに気泡がつきます。

つまり

外に出た瞬間からガンガン揮発してるのよｗ
お湯なんかにしたら酸素よりもよく飛ぶから
全くなくなるね

それを封入するやりかたも、飛ばさないように知る工夫も
メーカーによって違うし、光があたっても揮発しちゃう。

■「水素水」にご注意、違法効能ＰＲ　国民生活センター
(朝日新聞デジタル - 01月07日 21:52)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4374929