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2017年01月07日16:47

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新春七草がゆの集い@城北交通公園

城北交通公園野球場で開催された板橋ふれあい農園会等が主催する新春七草がゆの集いに行ってきました。七草粥が先着1000名限定で無料で振る舞われるというイベントで、寺や神社でもこういう行事を開催しているところは多数ありますが、意外にも近くでそういうことをやっていたので、せっかくの機会なので行ってみることにしました。
配布開始が11:30からなのでゆっくり行っても余裕だろうと、うちから自転車で10分ほどかけて10:30過ぎに公園に到着すると、会場内には既に数百人はいるであろう列ができていました。当初は並ぶ前に会場内の他のイベントを見てからと思っていたのですが、これはやばいと思い急遽そちらに並びました。
列は私が並び始めた直後も急ピッチで伸び、10分くらいでかなり後ろまで伸びたので、このタイミングで並んだのは正解でした。
会場内では、羽根つきや独楽回しの体験コーナーもあり、子供を中心にこれらで遊んでいる人が多数いました。昔は日常的にこういう遊びをやっていたはずですが、先日のJカルチャーフェスト同様、今だとイベントでないとこういうのが体験できなくなっているのですよね。
イベント開始は11:00で、まず最初に区長や農園会会長などの挨拶が行われ、次いで来賓の議員、農業関係者などの名前が読み上げられましたが、来賓が何故かやたらと沢山いて、特に区議会議員は今日の予定が空いていた人は全員ここに来たのではと思うくらい沢山いたのが印象的でした。当然名前を読み上げるだけでもかなりの時間がかかりました。

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オープニングセレモニー終了後の11:30より順番に七草粥の配布開始。最初の200人くらいは椅子席が用意されていて、私が並んだのはその50〜100人くらい後だったので、余裕で先着1000人以内ですが、列の最後のほうの人にまで無事に行き渡ったのかは微妙なくらい並んでいましたね。
会場の行列の前方には、七草の実物も展示されていました。春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロですが、今回は区内で採れたサトイモ・ニンジン、長ネギ、餅も入った板橋ふれあい農園会オリジナル七草がゆとのことです。餅入りであることなど、無料にしては意外にボリュームもクオリティも高いです。

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配布開始から10分ほどで七草粥をもらい、近くに用意されたブルーシート上で食べました。空いている場所を見つけて座ったら、左隣にお一人様の整形前のスザンヌ(または七つの大罪のゴウセルの実写版)みたいな人が、右隣には猫耳帽をかぶった大きな猫が来ました。
食後は会場内の農作物直売などを色々見学。板橋区の観光キャラクター「りんりんちゃん」がいましたが、よく見たら頭に花が咲いてしまっていて笑えます。公式サイトの情報によると「ニリンソウの妖精」とのことですが、頭に花が咲くというと精神疾患とか薬物中毒者とか変な意味に解釈していちゃもんをつけてくる人がいるのではと余計なことを考えてしまいました。
区内産農作物は、ライム1袋100円、みかん1袋200円、大根1本180円など安く売っていました。カットしていないライムというのは実物を見る機会が極めて少ない気がするのですが、レモンよりも丸く小ぶりなのですね。
また、花なども安く売っていて、2鉢で100円のものもあったので買おうか迷いましたが、結局買いませんでした。以前はベランダに植物をいくつか置いていたのですが、置いたはいいけど放置状態で枯れてしまい、空っぽのプランターだけが置いてある状態が何年も続いています。ここは2鉢組のものを買って、1つを少し後ろにいた新垣結衣系な人、駄目なら先程の整形前のスザンヌ(以下略)
その後は、交通公園の展示関係を色々見ましたが、グラウンドを出る前に普段は滅多に立つことのないマウンドに立ってみて、ピッチャーの目線から1枚撮影。もちろん、前にバッターもキャッチャーも誰もいませんが。できれば草野球のグラウンドではなくプロ野球で使うような球場のマウンドに一度立ってみたいです。

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交通関係の展示では、グラウンドの出入口横にかなり昔の都営バス(日野製)が置いてありますが、色が塗り替えられてしまっています。車内ドア横の銘板を見たら昭和57年製造と書かれていました。交通公園のような場所にあるこの手の展示物は、大抵はいたずらや盗難で部品等を持ち去られたりガラスが割られたりして荒廃した末に撤去されてしまうことも少なくないですが、ここは夜間閉鎖のため錆びは気になるけど比較的きれいに保存されている方だと思います。
後ドアの横にはドア開閉スイッチ付きの車掌スペースもあります。このバスが登場した時点で少なくとも都バスではワンマン化は完了していたのではと思ったのですが、ごく一部の路線で平成に入ってからもツーマン運行があったらしいです(もしかしたら終日ではなく混雑する時間帯限定?)。
ここの展示車両はバス以外にはSLが2両ありますが、3月までの予定で修繕工事中で柵とシートに覆われていました。1両は旧国鉄のD51で、もう1両は「ベビーロコ」と呼ばれる1912年(明治45年)にドイツのコッペルで製造された小型のSLで、D51の保存は珍しくないですが、こちらは全国で2両だけしか現存しない珍しい機関車です。製造当初は有田鉄道に導入され、のちに東武鉄道に売却されるも小型すぎてパワーがなくて使い物にならずそのまま放置され、引退後はしばらくときわ台駅に保存してあったそうです。
1年くらい前にSLを見たときは、ともに錆び付いたり落書きされたりで保存状態がよくなかったのですが、修繕工事が終わって再びきれいに整備されるのを待ちたいです。
その後は、交通資料館を見学。普段は鉄道模型(HOゲージ)の運転実演が1日3回行われているとのことですが、SLの修繕工事期間中は休みとのことで見学しかできないのが残念です。入口には車輪が置いてありますが、これはかつての都電8000形のものだそうです。
館内に展示されている模型は、新幹線や特急型電車が色々あるほか、大正以前の古典的SL、郵便車、昔の客車急行列車みたいな12系客車+寝台車の組み合わせ、国鉄105系の103系からの改造組(冷房化前)など、何故かマニアックなものが目立ちます。
また、昭和48年3月6日の日付が印字された長野電鉄長野駅の入場券、1901〜2年頃に撮影されたと書かれている「信越線磯部駅の3等普通客車」の写真なども貴重なもので、小さな資料館にしてはマニア度高めなのが面白いです。

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帰りは、そのまままっすぐ帰ろうとも思ったのですが、やっぱり無料の七草粥だけでは足りないので、志村三丁目の安いインドカレー店「シュルマ」に寄り、3種カレーセットを食べました。この店に行くのは3回目でしかもかなり久々なのですが、店の人に覚えられてしまいました。多分今年も何度かお邪魔することになると思います。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40372522.html
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