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2017年01月02日00:29

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謹賀新年

読んでいる人がどれくらいいるのかわかりませんが、皆様あけましておめでとうございます。
今年も細々とミクシー続けて行きますので、どうか見捨てずによろしくお願いします。

さて、あっという間に年末の楽しい時間も過ぎ、年が明けてしまったわけですが、大晦日は、家族とおせちだのをつまみながらゆっくりと過ごしました。小学生になった息子たちも遅くまで起きていられるようになり、長男は、「ゆく年くる年」を一緒にみながら年越しそばを食べるほど起きていて、段々と楽しくなる我が家の年末。
でまあ、大晦日は、どっかいって「年越しナンチャラ」なんかせずに、家で飲み食いしながらテレビみているのが一番楽しい。
で、何をみるか、が重要なんだけど、僕は、日本人の大晦日といえば紅白歌合戦!それ以外は邪道!という考えがあるんですけど、昨今はボクシングやるじゃないですか。これがK1だとかプライドみたいなわけわからん総合格闘技だったら、完全無視するんだけど、ボクシングだもんなあ・・しかも、気になる選手の世界戦が続々と。しかも、テレビ東京とフジ両方でやるときている。
まー反則だよなーと思いつつ、結局、テレビ東京の試合は録画することに、フジテレビの試合は、紅白みながら合間合間にみることにして、基本は紅白をみた。

でまあ、紅白歌合戦。今年はかなり良かったんじゃないかなあ。
昨年は、黒柳徹子が司会をやっていて、さながらザ・ベストテンメンバーで固めていたという感じだった。これは製作者が僕らと同世代なんだろうなあ、て思ったんだが、僕もタイムリーで見聞きしていた歌手、曲が多かったので、それはそれでいいんだが、どうも製作者のマスターベーションの感が否めなかった。だいたいトリにマッチと聖子ちゃん持ってくるのはさすがに痛いだろう。
しかるに今年は、SMAPがいなくなったりと不安もあったが、何の何の、はっきりいってSMAPなんていてもいなくてもあまり関係ないことがわかった。そのくらい、良い番組作りだったと思う。
思いつくままに良かったことをあげてみる。

・YOSHIKI、聖子ちゃん
赤組聖子ちゃんの出番ということだったんだけど、YOSHIKIが昨年出演した際、個人的に昨年聖子ちゃんと話してコラボが実現したというもので、大々的に宣伝もされていないし、出番前のインタビューはYOSHIKIが受けていて、聖子ちゃんがでしゃばっていなかったのが良かった。
ああいう風に、合間にシレっと出てさっさと切り上げる潔さは、僕的にはかなり好評。「あ、聖子ちゃん出てたんだ!あ、YOSHIKIとコラボなんだ!頑張ってるなー」って素直に思えるし、今伸び盛りで旬な若手の邪魔にもならずに、「まーちょっと中だるみの時間に出させてくださいよ」的な謙虚さが良い。
YOSHIKIにしても、僕自身XJAPANて好きじゃないんだけど、お茶目な感じがして好感が持てた。
その後、NHKのよくわかんないゴジラ出現の演出にもノっていたし、すぐさまXJAPANとしての出番でドラムを叩いていたのが、何かカッコよかった。

・五木ひろし、坂本冬美
五木ひろし、通算48回目っていうのが凄いな。ということは48年よ、、20歳から出てたとして、68歳まで出続けているっていうことだよ。しかも、派手な演出があるわけじゃないし、毎年爆発的に売れているわけでもないのに、淡々と中間あたりで出続けているのは凄い。五木ひろし自体そんなに好きってわけじゃないし、曲もよく知らないんだけど、もうここまで来ると、年末大晦日の顔、日本の芸能の顔でしょう。
坂本冬美ちゃんは、僕はファンであるのでご贔屓かもしれないけど、演歌歌手として磐石の地位を築き、紅白で定番になっている。冬美ちゃんは、老年層ではなくて、中年層の定番歌手といえるだろう。僕らが老人になるまで末永く付き合える歌手である。
また、選曲が「夜桜お七」っていうのがイイ。あれは、今時のロック、ポップス風潮の中にあってヒケをとらない激しさを持った曲。僕はなかなかのパンクな曲だと思っている。
冬美ちゃん、昔、忌野清志郎とコラボしたことがあるが、YOSHIKIだとか吉井和哉だとかとコラボしても面白いかも。

・TOKIO、椎名林檎
TOKIOは実にイイ!どちらかといえば、「鉄腕ダッシュ」などの番組で全員職人化してしまい、芸能界引退しても手に職で食っていけるレベルなんだけど、ああいうふうに年に数回、音楽もやってますみたいな感じがなんともイカス。
皆、ジャニーズだけあって一般人よりもイケメンなのは認めつつも、もはやちょっとカッコイイ職人のおっさん的な雰囲気のほうが強い。その上で、城島が結構ギターが弾けてたりして、何かいいわ。「お!城島ギターうまいじゃん!」て思わず呟いてしまう。ちなみに選曲された「宙船」なる曲、中島みゆき提供の曲なんだけど、さすがに歌唱力が問われる難しさがあって、長瀬がちょっと歌いきれていなかった。そこもご愛嬌で素敵。歌も踊りも超一流になってきているジャニーズにあって、TOKIOの、そっち方面では素人臭い感じが好感が持てる。
椎名林檎は僕はもともと好きじゃないというか、嫌いな部類だったんだけど、ああいう文学的哲学的(?)な曲を目立たずサラっとやるのは品格がある。昔は、「私変わり者でしょ?私アートでしょ?」みたいのを全身から発していて何か鼻つまみたくなっていたが、東京事変を経過して、品格をまとったミュージシャンになったなあ・・って思った。彼女も紅白の定番になっていくだろうな。

・イエローモンキー
これは完全に僕個人の趣味になってしまうんだけど、イエローモンキーが15年ぶりに再結成も嬉しいんだけど、紅白に出場っていうのがたまらん。というか、解散前に出演してなかったんだなあ。オリコンでバンバン1位とってたのに。
まあ多分、今年のみの出演で定番にならないだろうとは思うけど、いいもの見れたといったところ。
吉井和哉本人も言ってたけど、イエローモンキーの曲はどっか歌謡曲なんだよねえ。グラムロックをベースに売れたバンドだけど、歌謡曲。何か口ずさんでしまう良さがある。

・タモリ、マツコデラックス
この2人の合間に入るショートコント的な演出は良かった。シン・ゴジラの演出は邪魔でしかなかったけど。
ああいう本筋と関係ない演出で、すんなり受け入れられるだけのキャラを持っているのはこの2人くらいじゃんか?例えばあれをバナナマンがやったら、不快でしかないけど、タモリとマツコデラックスを選んだのは、人選のセンスが良かったと思う。
仮に普通のゲスト席にいたとしても、そっちには日本ハム大谷だとかオリンピック水泳金メダリスト荻野とかいるわけだから、目立たないし何も面白くないだろう。
枠外に出して、この2人を使った演出は、いいセンスだと思う。

ちょっと褒めすぎ、、というか褒め殺しだろう!と思われるかもしれないが、偽らざる感想。まあこれでも、SMAPが出場しなくなった紅白に対する心配はあったものだから、いろいろと気にしながらみてしまったけど、形を変えてうまく世代交代できているんじゃないかね。
そして毎年変わらぬ安心感で大晦日を過ごし、新年を迎えられるのが、一番幸せなことだ。

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