小説「セカンド・ラブ」その他

小説解禁により
読みやすい日本の小説を三冊一気読み。

「セカンド・ラブ」乾くるみ　文春文庫
「イニシエーション・ラブ」に続く、恋愛ミステリー第二段。
友人の紹介で知り合った恋人、春香。
ある日、春香に瓜二つの美奈子が存在していることが分かり・・・。

確かに、ラストまで読み終わると
もう一度、冒頭部分を読み返しました。
巧みに真相が隠されていて、これまた映画化不可能かな？？？



「暗黒女子」秋吉 理香子　双葉文庫
お嬢様学校にある「文学サークル」で
部長が謎の死を遂げる。
殺人容疑者のサークルのメンバーが
順番に語る内容は
夫々に暗い一面を含んでいて
ラストの真相と後味の悪さは、なかなかでした。
映画化されるそうです。



「青い月の夜、もう一度彼女に恋をする」　広瀬 未衣　双葉文庫
ある夏休み、京都の祖母の家にきた高校生の主人公は
寝付けない夜散歩した湖で一人の少女に出会う。
少女との４日間の夜の交流は
二人の深い関係を暗示していた・・。

こちらは、ロマンチックＳＦです。

以上、するする読めた３冊でした。