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2016年12月28日19:03

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入れ墨は死体を判別するためにある

つぶやきでも書いたが、重要なことなので日記にも書いておく。

なぜヤクザ者が入れ墨をするのかというと、罪人の印の入れ墨を上書きするのと、出入りで死体がグチャグチャになっても誰の遺体なのか分かるようにするため。

その死体が誰のものなのか分からないと、抗争の後に自他の損害や戦果をカウントしにくいし、不明な死体が出てしまうと勝手に足抜けされても分からないし、功績があった構成員の葬式をキチンと出してやって遺族に補償をつけてやることが出来なくなるので、アウトロー組織にとっては死体の判別は大変重要な手順になる。



誰の死体か判別できなくなる可能性が高い軍隊もそれに準ずる。なので実戦をやる軍がある国や徴兵制がある国はタトゥに寛容なことが多い。アウトロー組織の抗争が多い国もそう。

しかし兵士を完全に消耗品と考えていて兵の人格や遺族感情を考慮しない独裁国だと、兵が勝手に入れ墨を入れて個性を主張することは許されない。

独裁的な国では遺族補償は一律の型通りのものであることが多いので、誰の遺体なのか特に考慮する必要はない。

公的な遺族補償が不足しているから、兵士達が自主的に相互に互助組織を作るとなると、それが反政府結社になったりクーデーターの原因になる可能性があるので、兵同士の個性ある人間的なつながりは排除しないといけない。



欧米はタトゥに寛容であるかのような記事や意見が多いが、欧米であっても、不慮の事態で死体になる可能性が低い立場の人、つまり中流階級以上の人はタトゥを入れない。

タトゥを入れるのは、畳の上では死ねない可能性が高い立場の人ということになる。

日本社会がタトゥに寛容になるのだとしたら、それは死体がグチャグチャになって身元が判別できなくなるシチュエーションが増えることを意味する。

つまり犯罪集団同士が銃で撃ち合ったり、爆弾テロが起きたり、軍が実戦を行う状況が増えたら、日本でもタトゥはアリになる。もしくはそういう国からの来訪者が増えたら。

貧困起因で蒸発したり、偽装自殺したり、遺体を入れ替えて保険金を詐取する者が増えると、死体になっても個人を特定するためにタトゥを入れようという話になる。



ダルビッシュ有投手 “日本人アスリートのタトゥー”について問う 意外な結果に「変わりつつあるのかも」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=103&from=diary&id=4362764
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